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三菱重工マリタイムシステムズ、鳥羽商船高等専門学校向け練習船の命名・進水式を実施

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◆ 2025年3月引渡しの後、学生の航海実習や運航、海洋に関する調査研究、教育・地域支援活動などに従事予定
◆ 現「鳥羽丸」(3代目)に引き続き、2代続けて玉野において建造

「鳥羽丸」命名・進水式の様子

「鳥羽丸」命名・進水式の様子

三菱重工グループの三菱重工マリタイムシステムズ株式会社(社長:田尾 晋三、本社:岡山県玉野市、以下、三菱重工マリタイムシステムズ)は8日、独立行政法人国立高等専門学校機構 鳥羽商船高等専門学校(三重県鳥羽市)向け練習船の命名・進水式を玉野本社工場で行いました。「鳥羽丸」と名付けられた本船は今後、岸壁での艤装工事、試運転などを経て2025年3月に引き渡された後、学生の航海実習や運航、海洋に関する調査研究、地域での社会貢献、海事思想普及に向けたさまざまな教育・地域支援活動などに従事する予定です。

本船は、最新の高度な海洋関連技術と、更なる拡張性を備えた人材育成のための練習船です。全閉型ウィングや船体の揺れを抑える船首形状、減揺タンク装置など、実習フィールドとなる外洋に適した技術・装置を採用することで、学生に対して安全に充実した教育機会を提供することが可能となっています。

三菱重工マリタイムシステムズは、三菱重工グループとのシナジーにより一層先進性を高めた海洋分野における開発力・設計力を発揮し、次世代の海技士教育や災害時支援に資する船舶を建造することで、お客様とともに社会の進歩に貢献していきます。

■鳥羽丸の主要目

船主 独立行政法人国立高等専門学校機構 鳥羽商船高等専門学校
全長 約56.34 m
全幅 約10.6 m
深さ 約5.8 m
総トン数 約370トン
定員 60名
航海速力 12.5ノット

Tags: 命名・進水式,船舶
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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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