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米国コンセントリック社の買収を完了
データセンターの普及拡大と社会インフラの電化に応える北米新体制発足

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三菱重工業は、北米における産業用電源システムソリューションのトップサービスプロバイダーであるコンセントリック社(Concentric, LLC)の持分100%について、オンポイントグループ(OnPoint Group)からの取得を10月2日付で完了しました。

三菱重工グループ傘下として新たな一歩を踏み出すコンセントリック社は、この新体制のもと、北米におけるデータセンター、物流倉庫、産業施設の顧客へのサービス強化を目指し、カーボンニュートラル化・省エネ化・電化を推進します。また、三菱重工との連携により、最先端の技術と知見を活用し、持続可能な電源ソリューションを提供していきます。

世界的なデジタル化の進展に伴い、需要が拡大するデータセンターは、消費する電力のカーボンニュートラル化・省エネ化が課題になっています。三菱重工グループは、その解決のため、データセンターの電源システム、冷却システム、制御・監視をワンストップで提供する「トータルエネルギーソリューション」の提供を目指しています。

この中でコンセントリック社の保守・サービス機能は、システム全体の効率性と持続性を確かなものにし、また、顧客の変化するニーズに即応できる鍵となります。全米に顧客網をもつ同社と協調することで、データセンターや物流倉庫のエネルギー最適化とCO2排出削減を現実のものとする力強い一歩となると確信しています。

今後、コンセントリック社は、三菱重工グループとしてこれまで以上に顧客の期待に応え、社会課題への対応や環境問題への取り組みを強化していきます。両社の技術力とノウハウを生かし、北米だけでなく、世界中の顧客へ最先端のソリューションを提供していきます。

コンセントリック社について
2000年に設立され、テキサス州キャロルトンに本社を置くコンセントリック社は、北米全域に拠点を持ち、電源システムソリューションをライフサイクル全体にわたって提供。代表的なソリューションであるGuaranteedPOWER®およびPerpetualPOWER®は業界初のソリューションであり、製造業や物流事業者からデータセンターに至るまで、電源システムの安全性と一貫性を向上させ、平均30%の総コスト削減を実現する定額プログラムです。詳細については、concentricusa.comをご覧ください。


Tags: 社会インフラのスマート化,脱炭素
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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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