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回転翼哨戒機(能力向上型)の試作機を納入

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三菱重工業は28日、名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場(愛知県西春日井郡豊山町)において、回転翼哨戒機(能力向上型)の試作機2機を防衛装備庁へ納入しました。

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回転翼哨戒機(能力向上型)の試作機〔手前側:1号機、奥側:2号機〕

回転翼哨戒機(能力向上型)は、防衛装備庁との契約に基づいて2015年から当社が開発に携わり、海上自衛隊向け回転翼哨戒機「SH-60K」をベースに搭載システムや飛行性能などの能力向上を図った最新鋭のヘリコプターで、本年5月に初飛行を行い、順調に各種確認試験を重ねてきました。

<主要諸元>

全長 19.8m
全幅 16.4m
全高 5.4m
エンジン T700-IHI-401C2 ×2基

三菱重工業はこれまで、米海軍SH-60Bシーホークを母体に開発したSH-60J、またその後継機であるSH-60Kを開発するなど、多くの回転翼哨戒機を海上自衛隊へ納入してきました。今後も、防衛・宇宙関連技術の研鑽・発展に邁進し、事業を通じて日本の安全保障へ貢献していきます。


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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