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三菱重工、グリーンボンド発行条件決定のお知らせ
2050年のカーボンニュートラル社会実現に向けたエナジートランジションを視野に入れ2回目のグリーンボンドを発行

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◆ 再生可能エネルギー/クリーンエネルギー事業に関連する資金調達のため国内公募形式で発行
◆ 2050年までのカーボンニュートラル社会実現に向け、エナジートランジション領域でのプロジェクトの推進を加速

三菱重工業は、8月2日にプレスリリースで発表した国内公募形式によるグリーンボンドの発行につき、発行条件を下記のとおり決定しました。2年連続での国内公募形式によるグリーンボンド発行は、製造業セクターでは本邦初となります。

昨年発行した「三菱重工グリーンボンド」による調達資金は、全額を再生可能エネルギー事業(洋上風力発電設備にかかる出資の一部のリファイナンス)に充当しましたが、今回発行する「第2回三菱重工グリーンボンド」では再生可能エネルギー事業(風力発電設備/事業)に加え、クリーンエネルギー事業(水素発電設備/事業)に充当する予定としています。

当社は、カーボンニュートラル社会の実現に向けてエナジートランジション(低環境負荷エネルギーへの転換)に取り組んでおり、短期的な取り組みとして既存インフラの脱炭素化を進め、2025年を目途に水素/アンモニアによるカーボンフリー発電を実証しつつ、順次商品化を目指してまいります。また、中長期的な取り組みとして、水素エコシステムの実現を掲げており、製造から輸送・貯蔵、利用までのエコシステム構築に取り組み、2025年度を目途に脱炭素技術を確立します。水素の製造に関しては、ブルー水素、ターコイズ水素、グリーン水素とさまざまな技術が開発、提案されており、今回の調達資金をグリーン水素製造に係る投資などに充当する予定です。

当社は、グリーンファイナンスやトランジションファイナンスは資金調達の手段だけではなく、社会・投資家の皆様との貴重な対話の機会であると捉えています。これからも対話を継続しながら、エナジートランジション事業の拡大とそれに相応しい資金調達を通じて、企業価値の向上につなげてまいります。

1. 本発行の目的及び背景

資本市場との対話を通じて脱炭素化社会の実現への取り組みを一層強化するとともに、幅広いステークホルダーの皆様にその取り組みを認知いただくべく、再生可能エネルギー/クリーンエネルギー事業を資金使途とするグリーンボンドを発行するものです。

2. 本発行の概要

名称 三菱重工業株式会社第38回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
(第2回三菱重工グリーンボンド)
発行年限 5年
発行額 150億円
利率 0.09%
発行日 2021年9月1日
償還日 2026年9月1日
資金使途 再生可能エネルギー/クリーンエネルギー事業(風力発電設備/事業・地熱発電設備/事業・水素発電設備/事業)に関連する新規又は既存の事業・プロジェクト
取得格付 AA-(株式会社 日本格付研究所(JCR))
主幹事証券会社 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社、SMBC日興証券株式会社、みずほ証券株式会社、大和証券株式会社、野村證券株式会社、BofA証券株式会社
グリーンボンドの適合性評価 国際資本市場協会(ICMA)による「グリーンボンド原則2021」および環境省「グリーンボンドガイドライン2020年度版」に適合している旨、第三者機関であるSustainalytics(サステイナリティクス)社からセカンドパーティ・オピニオンを取得

Tags: グリーンボンド,SDGs,脱炭素
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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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