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環境省より「エコ・ファースト企業」に認定
立体駐車場業界で初めて

発行 第 4947号
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 三菱重工パーキング株式会社(社長:脇 憲市、本社:神奈川県横浜市、三菱重工業が100%出資)は5月31日、環境省の「エコ・ファースト制度」に基づき、自社の環境保全への取り組みに関して、小沢鋭仁環境大臣に「エコ・ファーストの約束」を行い、同省から「エコ・ファースト企業」に認定されました。立体駐車場業界でエコ・ファースト企業に認定されたのは、三菱重工パーキングが初めてです。

認定式の模様<br />南川秀樹環境省大臣官房長(左)と<br />三菱重工パーキング脇社長(右)
 今回の認定は、環境に配慮した次世代型立体駐車場の開発に向けた三菱重工パーキングの取り組みが評価されたもので、主な内容は次の通りです。

1.電気自動車やプラグインハイブリッド自動車用の充電機能を持たせた
  立体駐車場の拡充
   (1)エレベーター式立体駐車場『plug-in リフトパーク』を今年1月から販売開始
   (2)垂直循環式立体駐車場など主要他機種についても順次市場投入
   (3)2020年度に自社が保守する立体駐車場の10%以上を充電機能付き
     とすることを目標とする
2.環境に配慮した、使用電力を約30%削減できる次世代立体駐車場の開発
   (1)エレベーター下降時の回生エネルギーを蓄電し再利用するシステム
   (2)車両重量に見合った最適な昇降速度を制御するシステム
   (3)運転状況に合わせこまめに電源のON-OFFを行う待機電力削減システム
   (4)太陽光エネルギーを活用するシステム
3.オフィスでの電気使用量や
     紙資源の削減

エコ・ファースト制度は、環境保全に関する業界のトップランナー企業が、自社の環境保全に関する具体的な取り組みについて環境大臣に対し約束(エコ・ファーストの約束)をする制度で、同省が2008年4月に創設したものです。これにより認定されたエコ・ファースト企業は、使用認定に関する基準を遵守することを条件として、「エコ・ファースト・マーク」の使用が認められます。
エコ・ファースト企業と認定された企業数は2010年6月現在、32社となっています。

三菱重工パーキングは、三菱重工から2005年に分離・独立した総合駐車場メーカーです。市場の多様なニーズに迅速に対応するため、立体駐車場全般の営業・開発・設計・製作・据付からアフターサービスまでを一貫して手掛ける体制を構築しています。
今後、次世代環境配慮型立体駐車場の開発加速により、都市部における電気自動車・プラグインハイブリッド自動車の充電インフラ拠点を拡充し、低炭素社会の実現に貢献するよう全力で取り組んでまいります。

 

三菱重工パーキングの「エコ・ファーストの約束」

「エコ・ファースト制度」について(環境省ホームページ)

担当窓口:三菱重工パーキング株式会社

 


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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