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入社式で挨拶する伊藤社長
三菱重工グループは1日午前、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で2026年度の入社式を開催しました。本年度は新たな試みとして、一部の新入社員の家族もオンラインで入社式に参加しています。挨拶に立った伊藤 栄作社長・CEOは、1,100名を超える新入社員に励ましの言葉を贈り、「一人ひとりの多様な価値観や経験が、当社グループにイノベーションをもたらしてくれることを期待しています」と述べました。
<社長・CEO挨拶要旨>
エネルギー・電力の安定供給や戦略的サプライチェーンの構築は一層重要になり、安全保障への意識も高まっています。先進国での労働者不足や都市インフラの老朽化も大きな課題です。また、AI技術の飛躍的な進歩は、産業に変革をもたらしています。こうした状況を踏まえ、伊藤社長・CEOは「こういう時代こそ、企業の原点を大切にしていきたい」と話し、当社グループの成り立ちや、「顧客第一の信念に徹し社業を通じて社会の進歩に貢献する」などの3カ条からなる社是(経営理念)を説明。そのうえで、「当社グループの目指す姿」を語り、「新入社員へのエール」を伝えました。以下は、その要旨です。
【当社グループの目指す姿】
- 当社グループのミッションは、「蓄積した技術に、最先端の知見を取り入れ、変化する社会課題の解決に挑み、人々の豊かな暮らしを実現する」こと。当社グループは、さまざまな顧客に多様な製品・サービスを提供しており、これは技術、専門家、ITシステムなどの共通基盤に支えられている。当社グループの保有技術は700以上だ。このように多様性と共通基盤を併せ持つ会社は、世界的にも珍しい。だからこそ当社グループは、まだまだ大きく成長できる。
- 当社グループの潜在的な能力を極限まで引き出す方法として、「Innovative Total Optimization(ITO)」を全社で推進している。ITOには、柱となる概念が2つある。1つは「全体最適」。具体的には、営業や製造などのバリューチェーンを最適化し、前述の共通基盤によって、スリムな事業運営を可能にする。さらに、事業間の連携を強め、失敗からの学びや、事業環境の変化の予兆などを共有し、生産性と収益力を高める。もう1つは「領域拡大」。潜在的なニーズを先読みして、異分野を「かしこく・つなぐ」ことで、新たな価値を生み出す。そして、企業連携やITを活用しながら、新たな顧客と地域へスピーディーにアプローチする。これらを組み合わせ、桁違いに多くの顧客へ新たな価値を提供していく。
- 本年度は、2024年度に始めた「2024事業計画」の最終年度となる。この計画の達成とITOの推進によって、「高利益体質と成長投資の好循環」を実現する。
【新入社員へのエール】
- 当社グループには、若手社員のうちから大きな仕事に挑戦できる風土がある。私は学生時代にガスタービンを研究し、その分野の技術者を志して、日本で唯一、ガスタービンを自主開発していた三菱重工に入社した。そこで任されたのが、新しいコンセプトのジェットエンジン向けタービンの開発プロジェクト。企画から開発・設計・試作・評価まで、ものづくりの全てのプロセスを担い、後の礎となった。その後も技術者として、国内外のさまざまなプロジェクトに携わり、失敗も含めて経験を積むたびに、自分の成長を実感できた。
- 当社グループの最大の魅力は、社会との関わりの深さ。当社グループには、「ものづくりを通じて社会に貢献したい」という想いを実現できる無数のチャンスがある。事業フィールドは、海の底から宇宙の果てまで広がっている。
- 当社グループの根幹は人。個の力を高めるために、当社グループはさまざまな挑戦と成長の機会を提供する。一方で、挑戦や成長の機会は、与えられるのみでなく、自ら切り拓くものでもある。自らの人生を通して取り組む社会課題を見出し、組織の目標と重ね合わせ、挑戦と成長を重ねていってほしい。
- 日々の業務では、「明るく楽しく働く」「目の前の小さな仕事に集中」「自分らしく」を特に意識してほしい。心身の健康は生活の基盤。苦しいことがあっても、それは急速に実力がついている証拠だ。また、小さな仕事が当社グループの大きな事業を支えている。やがて大きな仕事を任される日が来るので、ひるまず謙虚に、最善の準備をして、できる領域を拡大していこう。そして、自分の業務が社会にどう役立っているかを意識して、自分なりの目標を考え、実践してほしい。
- 当社グループには、社会の進歩に貢献できる仕事、地球規模の仕事、私たちにしかできない仕事がたくさんある。主体的に社会をつくりたい、社会を支えたいという志と責任をもって、当社グループの潜在的な能力を最大限に引き出し、世界を舞台に挑戦を重ねていこう。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。
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