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三菱重工マリタイムシステムズ、水産庁向け漁業調査船「開洋丸」の引渡式を実施

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◆ 水産庁の漁業調査船現「開洋丸」の代船、同庁のフラッグシップとして水産資源調査などに従事

漁業調査船「開洋丸」

漁業調査船「開洋丸」

三菱重工グループの三菱重工マリタイムシステムズ株式会社(社長:調枝 和則、本社:岡山県玉野市、以下、三菱重工マリタイムシステムズ)は13日、水産庁向け漁業調査船「開洋丸」の引渡式を玉野本社工場で行いました。本船は、同庁の漁業調査におけるフラッグシップとして水産資源・海洋環境調査などに従事します。

式典には、増殖推進部長の廣野 淳氏をはじめとする水産庁関係者が列席、三菱重工マリタイムシステムズからは調枝社長らが出席し、引渡書および受領書の授受などを実施しました。

本船は、水生生物の的確な資源調査、有用水産資源の開発、資源動向に影響を与える海洋環境調査などの幅広い調査研究を行う、2代目の現「開洋丸」(1991年当時・三井造船玉野艦船工場、現・三菱重工マリタイムシステムズ玉野本社工場竣工)に続く3代目の「開洋丸」として計画されたものです。

国際海域を含め季節を問わず、高精度かつ確実な水産資源調査を実施することを目的に、「調査能力の維持・強化」「長期航海にも適応する居住環境の確保」「操船システムの採用による効率化」が実現できる仕様となっています。また、機器のメンテナンス性を考慮した設計に基づき建造されており、現「開洋丸」をはじめとする多数の調査観測船・練習船建造を通じて玉野の地で培った三菱重工マリタイムシステムズの熟練した技術が設計および建造に生かされています。

三菱重工マリタイムシステムズは、三菱重工グループとのシナジーにより一層強固となった海洋分野における開発力・設計力を活用し、今後も日本の海洋調査・研究活動への貢献を続けていきます。


Tags: 命名・進水式,引渡式
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