就活・職場環境について

対談メンバー

  • <ベテラン社員>
    1985年入社/高砂支社
    広島技術部
    システム技術グループ 主席
    ●現在の主業務:システム設計、
    シミュレーション業務
    ●理学部化学科 卒業
  • <若手社員>
    2020年入社/高砂支社
    第二技術部
    電子メカトロ・設計グループ
    ●現在の主業務:Visual C#による計測用ソフトウェア作成、試験計測業務
    ●情報工学科 卒業

入社の決め手

どのような就活をしましたか?
ソルテックに決めた理由を教えてください。

< ベテラン社員:中本  >
地元での就職を希望していたところ、大学時代の先輩から当社の話を聞く機会がありました。実際に勤務している先輩から働きやすい環境であることが伝わり、入社を決めました。
< 若手社員:田上 >
私は学校に来ていた求人案内の中から、希望に合う会社を探しました。学校で専攻していたソフトウェア開発分野の仕事に携わりたい、そして長く働きたかったので福利厚生も整備された会社を探したところ、当社と出会いました。
< ベテラン社員:中本  >
田上さんはしっかりと選ぶポイントを考えて就活されたようですね。具体的にはどういう点が決め手になりましたか?私の頃は、まだ一般的でなかった「週休2日」に大変魅力を感じましたね。
< 若手社員:田上 >
「週休2日」はもちろんですが、育児休暇よりも育児勤務に注目しました。会社訪問時に、女性の採用担当者から詳しく説明していただき、男女関係なく育児休暇が取得しやすい環境であることを知り、地元での就職を希望する両親を説得し入社を決めました。
< ベテラン社員:中本 >
子育て世代に関係する福利厚生の制度は少しずつ改善されて、より働きやすい環境になってきましたよ。
< 若手社員:田上 >
なるほど。将来、育児休暇、育児勤務は利用したい制度ですね。そして、当社は家賃補助も充実しているので助ってます。

キャリア・社の風土

どんな職場環境ですか?
これまでに仕事で壁に突きあたったことはありますか。

< 若手社員:田上 >
社員の割合は男性が大半なので、女性の技術者として十分な働きができるか不安でした。仕事面では「女性だから」という過度な気遣いがなく、個人のレベルに合わせた機会を与えてもらい、働きやすい職場だと思います。入社前は室内作業を想像していたのですが、いわゆる現場作業(試験場)が意外と多いことに驚きましたが、実際に装置を動かして確認できるところは想像以上の面白さがあります。
ところで、中本さんは現在のシステム技術ではない職種で入社されたんですよね。
< ベテラン社員:中本 >
学生時代、苦手意識のあったシステム関係の職種を避けて化学分析を選んで入社しましたが、数年でシステム関係の業務に就くことになりました。そもそもポジティブなタイプなので『とりあえずやってみよう』という気持ちで経験を積み、管理職も2年半ほど経験しました。管理職として求められる能力は、技術者とは別の面で確かに大変でしたが、これまでで一番頑張った時期です。
< 若手社員:田上 >
私は入社して3年ですが、失敗は数多くありますが、幸運なことにまだ大きな壁に突きあたってはいないです。中本さんは管理職も経験されておられますが、技術者と管理職の壁の乗り越え方に違いはありますか?
< ベテラン社員:中本 >
自分が一人の技術者として動いている時は、がむしゃらにやれば仕事の成果はついてきましたが、リーダーとなると自分でやってしまう方が早いことでも、人を育てるために任せなければならない。「できない」となればどこまで助けるか、見守るか、またチーム全体のベストパフォーマンスをどのように引き出すか等々、アドバイスの仕方にも悩みました。
< 若手社員:田上 >
中本さんのようなリーダー経験者のお話を聞くと、入社して間もないころは単純に解決策を求めて指導員に相談していましたが、アドバイスする側にも苦悩があることがわかりました。子育て時代は業務に対して不安などなかったですか?育児休暇前と復職後では時間の使い方に違いがありそうですが。
< ベテラン社員:中本 >
当時は産休を取得して仕事が続けられる企業も少ない中、当社にはすでに取得後に復帰して活躍されている先輩がいらっしゃいました。当時の上司の理解もありましたね。
< 若手社員:田上 >
長く休暇を取得することで業務に穴をあけてしまうという罪悪感と、復帰後の仕事や、自分は育児をしながら働くパワーがあるのかという不安があります。
< ベテラン社員:中本>
今後の会社生活を長いスパンでとらえると、育児休暇も気に病むことではないと思います。確かに家庭の都合で勤務時間に多少制限ができることもありましたが、今は育児勤務や在宅勤務など、働き方の選択肢も増えたので、乗り越える策はきっと見つかるはずですよ。

今後の目標・抱負

5年後、10年後どんなビジョンを描いていますか。

< 若手社員:田上 >
まずはいろいろな経験を積み、一人前になりたいです。まだ入社して数年ですが、先輩から学び、少しずつスキルアップしていると実感があります。
< ベテラン社員:中本 >
お話を通して、田上さんの一生懸命さと、新人が安心して経験を積める職場の雰囲気の良さを感じますね。
< 若手社員:田上 >
ありがとうございます。今は技術者として、何か得意な分野を磨いて武器となる技術を身につけることを目標としています。長期出張の予定もありますが、新しい技術を身につけるチャンスととらえています。
< ベテラン社員:中本 >
そうですね、どんどん経験してほしいですし、新しいことでも無理と思わず挑戦してほしいです。私も課長を引き受けた時は「やってみよう」の気持ちでスタートしました。
生産部門の技術者から、間接部門の社内システムをサポートする課の管理職という、全く視点の違う環境に置かれたからこそ感じられるものがあって、「相手の立場で問題に向き合う」ことはとても大切で、意識していました。田上さんも、これからは、リーダーや仕事の依頼者の立場で考えるとどうだろう、という視点で問題に向き合ってほしいかな。
< 若手社員:田上 >
確かに今まで受けた指導の中で凹んだ時もありましたが、なぜあのとき厳しかったのか納得できる場面があります。若手の経験値をあげようという指導者側の想いだったようですね。
< ベテラン社員:中本 >
そうですね。相手の立場で提案できるようになると、仕事の幅もしだいに拡がってくると思うので、これからの成長が楽しみです。ライフイベントのタイミングによっては、しんどさにめげそうになることもあるかもしれませんが、周囲のメンバーに相談してみてください。“今の苦労が報われるときが必ず来る“、そう信じて働き続けてほしいと思います。当社には女性が安心して働ける制度・環境が整っていますからね。応援しています。