省エネ最新設備の導入

省エネ最新設備へのリニューアル

設備のリニューアルでは省エネの観点からも十分に検討を行い、仕様に反映させています。 リニューアルの事例をご紹介します。

田町センタービル 熱源機器のリニューアル

田町センタービルの熱源機器は1994年ビル建設時に設置されたものですが、機器老朽化に伴い、省エネ、高効率、高機能の最大化を目的に全体的なリニューアル工事を実施しました。

ビル・エネルギー管理システム(BEMS)導入による設備運転のきめ細かい管理

田町ビル所有のビルでBEMS(注)を導入。温湿度状況や設備の運転電力などグラフで見える化し、エネルギーの無駄使いをなくすための運転管理に活用しています。

  • BEMS(Building Energy Management System)

BEMSは設備の省エネ監視・省エネ制御を自動化・一元化するシステムです。エネルギー使用状況や設備機器の運転状況を一元的に把握し、最適な運転計画を立案・実行したり、きめ細かな監視制御によりエネルギー消費量の最小化を図ることができます。

一例として室内温湿度管理への活用を紹介します。
下図は事務所内の温度環境を示した散布図グラフです。各ポイントは事務室内の時間毎の温湿度を示しています。
一定期間の室内温湿度分布傾向を確認して、緑枠線の目標温湿度範囲(注)から極端に外れないよう、空調機の運転管理計画に活用しています。

  • 赤枠線は許容範囲を示しています。

その他省エネ設備導入事例

LED照明の採用

店舗街・地下駐車場・防災関連照明等をはじめ、積極的にLED照明化を進めています。

節水型トイレ自動洗浄装置

新田町ビルのトイレ大便器に節水型トイレ自動洗浄装置を導入しました。
利用者の個室滞在時間に応じて「大・小」判定を自動的に行い、必要最低レベルまで水量を調整して流し分けます。洗浄はセンサー部に手をかざすだけのノータッチ式、擬音装置でムダな洗浄を排除する便利でエコなトイレです。