検査装置

屋外検査ロボット

大型構造物の健全性を検査するロボットを開発しています。
超音波による溶接検査、レーザによる形状寸法検査、カメラによる目視検査など搭載するセンサによりご要望に応じた検査を行います。
当社では用途にあわせ駆動方式で2種類のロボットを提供できます。

ウィンチ巻き取り駆動型(ステアリング機能付)

装置は前輪にステアリング機能を有すると共に車輪には永久磁石を内蔵し壁面に吸着した状態で昇降します。
昇降はウインチによりワイヤを巻き取り、巻き戻すことで煙突を自力昇降します。

  • 性能:走行速度 0.1m/sec、筒身壁面障害物乗り越え高さ 50mm
  • 装置寸法:0.3m巾×0.8m長×0.2m高
ウィンチ巻き取り駆動型(ステアリング機能付)

磁石車輪走行型

永久磁石内蔵車輪で上ります。
ガスタンクの溶接検査用では溶接ビードをトラッキングして自動走行します。風車用ではタワーを登り翼の遠隔目視検査に使われます。

  • 寸法:0.54m巾×0.66m長×0.3m
  • 高性能:走行速度 1.2、2.5、5.0m/min
  • 可搬重量:10kg
屋外検査ロボット
屋外検査ロボット
(写真:大阪ガスエンジニアリング提供)

高速微細画像検査装置

高速回転するローラの表面を同期をとりながら静止画像として観察することで、状態の微小時間変化を可視化することができます。 ミクロ可視化装置は網点(数μm~数十μm)レベルの画像を、マクロ可視化装置は等倍の実画像を経時観察できます。
傷検査など他への適用可能で受託で設計製作も行います。

高速微細画像検査装置