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Gas Compression Magazine5月号に三菱重工コンプレッサの記事が掲載されました。

Gas Compression Magazine 5月号
脱炭素社会の実現に向けて――
MCO、CO2圧縮技術でCCUS市場をリード

三菱重工コンプレッサ(MCO)は、脱炭素化の鍵を握るCCUS(炭素回収・利用・貯蔵)分野において、CO2圧縮技術の高度化と市場拡大に注力しています。
CCUSは、化学工場や発電所などから排出されるCO2を分離・回収し、地下に貯蔵することで大気への排出を防ぐ技術です。このプロセスにおいて、CO2を高圧で圧縮するコンプレッサは不可欠な存在です。
MCOはこれまでに世界中の肥料工場やCCUSプロジェクト向けに100台以上のCO2圧縮機を納入しており、30年以上にわたり技術開発を継続。近年では、米国・カナダ・カタール・ブラジルなどで高圧・大容量の圧縮機を提供し、グローバルな実績を積み重ねています。
MCOの主力製品「MAC-G」は、最大20万m³/hの流量と最大2900psi(200bar)の吐出圧力に対応可能な多段・多軸構造の一体型ギヤドコンプレッサです。高効率・高信頼性を実現し、CCUSやEOR(原油増進回収)、CO2分離用途において高い評価を得ています。
MCOは今後も、CO2の特性に対応した設計技術や防食対策を強化し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

