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「田町タワー」がCTBUH Annual Awards 2025を受賞

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「Urban Habitat Award」優秀賞を受賞/周辺都市環境への貢献を国際的建築賞にて評価

このたび、設計:株式会社三菱地所設計、所有・管理運営:株式会社田町ビル、徳栄商事株式会社、三菱重工業株式会社による「田町タワー」が、米国の高層ビル・都市居住協議会(Council on Tall Buildings and Urban Habitat、以下CTBUH)が主催するCTBUH Annual Awards 2025/Urban Habitat Awardにて、Award of Exellence(優秀賞)を受賞しました。

CTBUHは1969年に設立され、超高層、都市建築に関する知見の発展を目的とする専門家団体として、米国イリノイ工科大学に本部を置く国際NPO法人です。CTBUH発表の高層ビルランキングは、今日その評価として世界で広く認められています。
CTBUH Awardsは、高層建築と都市環境の発展に大きく貢献し、高い持続可能性を実現したプロジェクトを表彰するものです。建築・空間・技術への評価とともに、使用者のウェルネスを重視し、評価が行われています。
Urban Habitat Awardは、特に、周辺都市環境の快適性に貢献し、社会的持続性を高めるビル等を表彰するものです。


【紹介文】

弊社は長年に渡り田町エリアの開発により、まちの発展に貢献するとともに夏祭りなどのイベントを開催し地域の活性化にも貢献。田町タワーは近隣の徳栄ビル(徳栄商事)と一体で敷地の再生(ビル建替)を行い、新たなランドマークとして地域の活力向上に努めています。
田町タワーは国内初の半屋外空間「ウインターガーデン」を外観上の特徴とする、働く人のコミュニケーションを創誘発する仕組みを取り入れたオフィスビルです。
近年田町の人口増加により、建物周辺の公共スペースが狭く混雑した状態が続いていました。再生に当たり近隣の再開発と連携し、JR田町駅、都営三田駅を地下、地上、デッキの3次元で結ぶ歩行者ネットワークを構築。歩行者動線の改善、空地を広く設け憩いの場の提供、植栽をふんだんに設け生物多様性を支えています。
建物内は屋上テラスやテナント交流ラウンジ、シャワー室付駐輪スペースなどを設け利用者の快適性向上に努めています。
サステイナブルな取組としては、自然換気の導入や、熱負荷対策として外装フィンによる日陰効果、特許を取得した芯棒型制振システムにより、BCPへ対応すると共にビルの長寿命化にも繋げています。 それらの貢献を評価されたものと考えています。


田町タワー
田町タワー
田町タワー
田町タワー