ダイヤモンドエアサービス株式会社
プロジェクトストーリー[微小重力実験飛行(μG飛行)]
宇宙技術の発展に貢献する
微小重力実験飛行プロジェクト
INTRODUCTION
宇宙環境の活用を探る先進的な研究者に対し、ダイヤモンド・エア・サービス(以下、DAS)は機内での微小重力環境を提供しています。これにより、地上では実現できない宇宙特有の現象を再現し、新たな科学的発見や技術革新の可能性を広げる研究を支えています。こうした取り組みは、宇宙開発の未来を切り拓く重要な役割を果たしています。
プロジェクトのポイント
放物線飛行によって航空機内に約20秒間の無重力(微小重力・μG)環境を作り出すことで、さまざまな宇宙実験を行うことができます。実験者は実際に搭乗して無重力環境下で観察・操作・条件設定を行うことができ、自ら無重力を体験することも可能です。また、無重力だけでなく、+0.01Gから2.5Gまでの任意の重力レベルを再現して実験を行うこともできます。
ダイヤモンドエアサービス株式会社ならではのアプローチについて
三菱式MU 300型機を使用し、JAXAが開発した実験支援システムを搭載するなど、三菱重工グループのDASならではの実験環境を整備しています。また、研究目的の実験だけでなく、ミュージックビデオ撮影など映像用途をはじめとしたクリエイティブな利用にも対応しています。
プロジェクトの結果や効果について
2022年以降、DASの放物線飛行は多様な分野で活用されています。2025年2月には奈良先端科学技術大学院大学による「有人宇宙活動に向けた重力方向知覚に基づく宇宙酔いモデリングへの挑戦」プロジェクトで使用され、重力方向知覚のモデリングに必要な実験データ取得に貢献しました。2025年1月にはJAXAおよびJSFによるμG環境下での「固体材料燃焼試験」で活用され、「要素データ」の取得をサポート。2024年10月にはテクノソルバ株式会社による「宇宙用メッシュアンテナ」の挙動観察実験に使用されました。また、2023年7月には株式会社BULLがμG環境下で実証実験を実施し、その成果が同年9月に文部科学省の「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3)」採択に貢献しました。さらに、研究用途だけでなく、2022年には超特急のミュージックビデオ「宇宙ドライブ ZERO G ver.」の撮影にも利用されるなど、映像制作分野にも応用されています。
プロジェクトストーリー[防衛省航空機の修理作業]
精密な技術で安全運航を支える
防衛省航空機の修理作業
INTRODUCTION
三菱重工業株式会社が製造・整備する防衛航空機は、高い品質と信頼性が求められています。その維持には、現場での定期修理や部品管理を確実に行うことが不可欠です。ダイヤモンドエアサービス(以下、DAS)は、三菱重工グループの一員として、これらの現場業務を担い、防衛航空機の安全な運用を支えています。
プロジェクトのポイント
各種防衛航空機(戦闘機・ヘリコプタ)の定期修理では、機体の分解をはじめ、射出座席やキャノピー、ヘリコプタのテールロータパイロン、タイヤなど主要部品・装備品の整備作業を実施しています。また、整備作業の手順書作成や、整備・組立後の機能試験に使用する器材の点検・整備、工具管理も行っています。さらに、検査員が製作部品や組立工程について、定められた手順と基準に沿って適切に作業が行われているかを検査し、品質の妥当性を確認しています。
ダイヤモンドエアサービス株式会社ならではのアプローチについて
DASは三菱重工グループの一員として、防衛航空機の修理作業を担当しています。各種防衛航空機の定期修理においては、機体の分解や点検、射出座席、キャノピー、ヘリコプターのテールロータパイロンなどの主要部品の整備を行っています。また、タイヤホイールなどの装備品の修理も実施しています。これらの作業は、作業手順書に基づいて厳格に実施され、組立後には機能試験用器材の点検や整備、工具の管理も徹底しています。加えて、修理に必要な部品の管理もDASが担い、部品の供給体制を支えています。このように、三菱重工グループのネットワークを活用しながら、DASは防衛省の求める高い品質と信頼性を確保するための現場業務を確実に遂行しています。
プロジェクトの結果や効果について
DASは三菱重工業グループの一員として、三菱重工業株式会社の防衛航空機事業を全面的にサポートし、30年以上にわたりその一翼を担い続けています。