放射線安全技術

原子力の安全 → 放射線の安全

「放射線」に係る設計、安全技術評価を幅広く行う。

原子力の安全 → 放射線の安全

放射線解析(遮へい評価・被ばく評価)

1.放射線遮へい評価技術

遮へい評価は、放射性物質を内包する機器や施設からの放射線を解析コードを用いて解析し、施設の遮へい構造を決定します。

放射線遮へい評価技術
原子力関連施設内の解析例
放射線遮へい評価技術
放射性廃棄物保管施設内の解析例

2.放射線被ばく評価技術

被ばく評価は、通常運転中や事故の際に環境へ放出される放射性物質の量や、人体への影響(被ばく線量)を評価します。

放射線被ばく評価技術

平常時、事故時に発電所から放出される放射性物質の量及び放射性物質による人体への影響を解析により評価

放射線被ばく評価技術

また、福島第一の廃炉作業にもAll-Japan体制として協力し、廃炉作業に伴う放射線評価を実施中

3.高度放射線解析技術(モンテカルロ法)

目的

  • 放射線挙動について、任意の3次元領域を取扱うことができ形状モデル等を正確に取扱い高精度な解を求める
  • 放射線のエネルギーについて多群化せずに連続的に解き、高精度の値を求める

主な解析コード

MCNP、PHITS、MVP、SCALE

解析能力

  • 通常の遮蔽計算と比べ、高精度な解を求めることができる(MHI NSエンジニアリング株式会社では複雑な系における分散低減法の取り扱いができる)
  • また各解析対象(施設、廃棄物保管容器等)に応じたベンチマーク解析による解析コード検証を完備している

主な実績

  • 原子炉、使用済燃料貯蔵及び輸送用キャスク等の遮蔽解析
  • 高レベル放射性廃棄物の中間貯蔵、輸送キャスク等の遮蔽解析
  • 福島第一廃炉に関わる遮蔽解析

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