第64回全日本実業団駅伝

第64回全日本実業団駅伝

場所:群馬

駅伝実力日本一を決める第64回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝2019)は、1月1日(水・祝)、群馬県庁を発着とする7区間100㎞のコースにおいて全国6地区の予選大会を突破した精鋭37チームで競われました。
昨年準優勝したMHPSマラソン部は初優勝を目標に挑戦しましたが、1区から大きく出遅れてしまいました。3区で追撃態勢を整え4区井上選手の活躍で8位入賞圏内へ順位を上げましたが、続く5区でまた順位を落としてしまい、終盤区間の粘走も力及ばず17位でのゴールとなり、4年連続の入賞を逃しました。 以下に詳細をご報告致します。

1.大会結果・記録

区間 区間順位 記録 氏名
1 区間32位 36分02秒 的野 遼大
2 区間25位 23分12秒 エノック・オムワンバ
3 区間13位 38分25秒 定方 俊樹
4 区間1位 1時間3分57秒(区間新) 井上 大仁
5 区間33位 48分14秒 佐藤 歩
6 区間10位 36分40秒 吉田 裕晟
7 区間23位 47分11秒 木滑 良
総合 17位 4時間53分41秒 MHPS

2.個人コメント・写真

的野選手

的野選手

1区の流れが重要になる駅伝で役割を果たせず、申し訳ない気持ちと悔しさで一杯です。全国の舞台は甘くなく、年間を通してトレーニングを継続する重要性を痛感しました。今回の失敗を糧に、また一から自分自身を鍛え直し、成長していく姿を結果で見せていけるよう精進します。
応援ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

オムワンバ選手

オムワンバ選手

今年のニューイヤー駅伝、力を出し切れないレースをしてしまいダメでした。
残念でしかたありません。しかし、これから気持ちを切換えて次の試合で結果を出せるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。

定方選手

定方選手

沢山の応援ありがとうございました。
少しでも順位を上げ、井上が走りやすい位置で渡そうと前を追いました。
悪いレースの流れの中でも自分の力を発揮できたことは良かったです。
優勝を目標に掲げ、結果が17位だったということを皆で見つめ直し、来年こそ優勝リベンジします。

井上選手

井上選手

応援ありがとうございました。 個人としては皆さんに元気な姿をお見せできたと思います。しかし、チームとしては非常に悔しい結果となりました。 ここから1年、まずは個人レースのマラソン、そしてもう一度チームでニューイヤー駅伝優勝目指して頑張りますので、今年も応援よろしくお願いします。

佐藤選手

佐藤選手

井上が流れを引き戻してくれたにも関わらず、私のブレーキで優勝はおろか入賞からも遠のき、後続のメンバーに負担をかけてしまい大変申し訳ない気持ちで一杯です。今回、全国の舞台で戦う気持ちの部分に課題があったと感じます。もっと精神的にタフになっていきますので、引き続き応援よろしくお願い致します。

吉田選手

吉田選手

個人としては区間10位と自分なりに力は発揮できたと思います。ただし、区間賞とは約1分30秒タイム差が開いており、全国との力の差を大きく感じました。 これから今年1年をかけて走力をつけ、次のニューイヤー駅伝では区間賞争いをできるまでレベルアップしたいと考えています。ご声援ありがとうございました。

木滑選手

木滑選手

前の集団をなかなか追えず苦しい展開になりました。一つでも順位を上げたかったですがそれも出来ませんでした。 優勝が目標だったので悔しさしか残りませんが、この悔しい気持ちを持ち続け、来年に向けて新たな気持で頑張りたいと思います。 応援ありがとうございました。

結果報告会

結果報告会

3.レース経過詳細

1区12.3km
  
昨年、全てのトラック種目で自己記録更新を連発してきた絶好調の的野選手が担当しました。 各チームのスピードランナーが集結した1区は、スタート直後からハイペースとなりました。 的野選手は序盤の4km地点から先頭集団より遅れる厳しい展開となり、結果先頭より1分25秒差の32位と大きく出遅れ中継しました。
2区8.3km
  
世界トップレベルの外国人ランナーが揃ったインターナショナル区間は、昨年同様にオムワンバ選手が担当。 前が見えない中、上位チームを追いかけるものの、下位チームのレースの流れから抜け出せず、順位を2つ上げて中継しました。
3区13.6km
  
各チームの準エース格でスピードランナーが揃った変動の3区は、好調の定方選手が担当。 下位争いの重苦しいレースの流れから、粘りの走りで上位との差を徐々に詰め、5人を抜いて25位で中継。
4区22.4km
  
各チームのエースが揃った最長区間の4区は、アジア王者の井上選手が激走しました。 スタートからトップギアで猛追し、つぎつぎと各チームのエースをごぼう抜きする快走で17人を抜き8位で中継、なんと区間新の快走でチームを8位入賞圏内まで一気に引き上げ中継しました。
5区15.8km
  
強い向かい風とだらだらと続く登坂が選手を苦しめる5区は、佐藤選手が担当しました。 7位争いとなる8人の集団でレースを進めましたが、中盤から集団より遅れ順位を落としてしまい、17位で中継しました。
6区12.1km
  
前半のアップダウンと向かい風が選手を苦しめる6区は、初出場の吉田選手が担当しました。 昨年の九州実業団駅伝からの勢いに乗り、積極的な走りを展開。 順位を上げることはできませんでしたが、区間10位の粘走をみせ17位で中継しました。
7区15.5km
  
向い風が選手を苦しめるアンカー7区は、キャプテン・木滑選手が激走しました。 向かい風で数人の集団となる中、前のチームを追って抜け出すことができず、そのままの17位でのゴールとなりました。