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彩子の取材ノートPAGE43 ~坂本侑翼スペシャルインタビュー~

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8月に名門バーバリアンズに招集されたカーティス・ロナ選手と坂本侑翼選手。
今回は坂本侑翼選手のインタビューをお送りします!
 

坂本侑翼選手のインタビュー『D-DNA』はコチラ↓
#064 坂本侑翼『タックルに生きる。』


■2022-23シーズン、自身のプレーを振り返って
ー自分の形でタックルができればチームに勢いをもたらすことができると実感しました。その部分はさらに磨いていきたいと思います。
1シーズン目も状態は悪くなかったのですが新型コロナウイルスの影響もありなかなか実戦の機会がなく、手応えを感じられませんでした。
2シーズン目は練習試合の機会が増えました。全ての練習を全力で取り組み、それから練習試合に出場する。一連のレビューをしっかりできるようになりました。とにかくグラックス(ディレーニーHC)にレビューを求めに行って、レベルアップ・ステップアップできたのが、シーズン(公式戦)に繋がったと思います。

■バーバリアンズに選出された時の気持ちは?
ー「なぜ自分が」という驚きと、大きなチャンスをもらえたという嬉しさがありました。

■バーバリアンズのイメージは?
ー世界の有名な選手が参加する、一種のお祭りだと思っていました。そこに参加できるなんて・・・びっくりしました。

■バーバリアンズのスケジュールは?
ー初日は夜中の2時にホテル着いて、翌朝9時から挨拶やミーティング。午後は練習をしました。練習後に親睦を深めるためにメンバーでカフェに行きました。実は1日の練習はとても短く30~40分くらいで戦術の確認をするくらいです。毎日がキャプテンズランのようなイメージでした。

■バーバリアンズに参加した他の選手の印象は?
ー上手い人ばかりでした。世界を舞台に戦ってきた完成されている選手たちなので、軽く合わせればすぐ試合できるような選手ばかりです。私はチームの中で下から2番目の年齢だったので毎日が刺激的でした。特に、同じフランカーの選手はブレイクダウンのスキルはもちろん体も強くフィットネスもあり、総合力の高さを痛感しました。

■会って感動した選手は?
ージャック・ラム選手やティム・ナナイ=ウィリアムズ選手、ハーシェル・ヤンチース選手、ヘンリー・スパイト選手。ジョン・ルーク選手もワールドカップで南アフリカのバックアップメンバーに入っています。凄い面々ばかりでした。

■サモア代表と戦った感想は?
夢のような舞台だったんですけど、試合は緊張しすぎてあまり覚えてないと言うのが正直な感想です(笑)。リザーブだったので最初は試合を外から見ていましたが、サモア代表は迫力がありフィジカル強く、何よりワールドカップに照準を合わせていた。「大丈夫かな」と思いながら試合に入りました。初めての国際試合でしたが、チームメイトが優しく受け入れてくれて安心してプレーに入ることができました。

■手応えは?
ーもちろん、もっと成長が必要だと思いました。しかし自分のスキルをしっかりと出せばもっと戦えるという感触もありました。タックルは逆ヘッドで行ってしまった場面があったので、自分のスキルをしっかり出すこと、基礎が一番だと学びました。

■バーバリアンズで得たものは?
ー経験値と、英語だけの世界にどっぷりと浸かれたことです。練習中はコミュニケーションでの苦労もありましたが、日々鍛えられました。カーティス・ロナ選手がルームメイトだったのでずっとサポートしてくれましたし、周りの選手もわかりやすい英語を喋ってくれました。
ダイナボアーズ通訳のダグ(ピックン ダグラス)と渡航前に英語のレッスンをしていたのですが、その甲斐もありました。

■試合で履いたソックスは?(※バーバリアンズはソックスについては自分で用意し着用する文化がある)
ー出身校の流通経済大学とダイナボアーズのものを履きました。今、流経大はジャージが新しくなり靴下も変わってしまったのですが(笑)。

■バーバリアンズを経験しての感想
ー改めてラグビーっていいスポーツだなと。短期間でも仲が深まるチームスポーツだと感じました。今でも連絡してくれる選手がいるくらいです。
日本人は私一人でしたが、みんなが気にかけてくれました。英語の会話に入れず静かにしていたら話しかけてくれることもありました。本当に優しい人しかいなくて、世界共通でラグビー選手は温かいんだなと感じました。

■経験を経て、改めて目標が定まりましたか?
ーまだまだ足りない部分もありますが、日本代表になりたいです。世界で戦うことの楽しさを味わうためにもう一度大舞台で戦いたいっていう気持ちが強く芽生えた一週間でした。

■今シーズンの個人目標は?
ーベストタックラーとゴールデンショルダー。取りたいなと思っています。そのために日々、自分の出来ることを全力で取り組みます。
 


帰国後、その背中が一段と大きく見えた坂本侑翼選手。
今シーズンも直向きな姿勢で成長を続けるに坂本選手にどうぞご期待ください!