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ダイナメイトの皆さまへ。石井GMから2024-25シーズンの振り返りと御礼

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2025.05.03 ホスト最終戦(リーグワン第17節)相模原ギオンスタジアムにて
 

 今シーズンも多くの皆さまに三菱重工相模原ダイナボアーズをさまざまな形でサポートいただきました。改めて感謝申し上げます。

 プレーオフ出場圏のトップ6は当然意識していましたが、結果は9位でシーズンを終えました。6勝12敗という成績ではありますが、チームは最後までやるべきことを見失わずに戦いきり、成長を感じると同時に課題も見えました。

 成長を強く感じたのは、日本ラグビーを牽引してきたチームに勝利できたこと。そして、長崎でも緑に染まった会場でイーグルスとの神奈川ダービーに勝利。関係する皆さまのご理解とご協力があり成功した地方開催となりました。選手については、特に若手選手の成長にも目を見張るものがありました。JAPAN XVの合宿には9選手が参加。強化試合でも堂々たるプレーを見せてくれました。

 一方で、2027年にリーグワン(D1)で優勝という目標を叶えるための課題も見つかりました。「ハードワーク」とは何か? 「ダイナボアーズのDNA」とは何か?今シーズンのトップ4を見ると、私は残るべくして残ったチームだと感じます。こうしたチームは選手が優れているだけではなく、チームの持つ空気や文化が確立されている。個人でハードワークをした上で、チームプレーの精度をどこまで究極的に詰めようという姿勢があるか。チーム内にその姿勢を作り上げる土壌があるのか。単にハードワークを重ねるだけでは、2027年に優勝という目標には届きません。チーム全員で課題解決に取り組みます。

 課題が見えたのも、成長があったからこそ。そして、その成長を温かく見守り、後押ししてくださったのは、ダイナメイトの皆さまです。今シーズンもホスト・ビジター問わず、スタジアムが緑に染まりました。ホスト最終戦の5月3日・東芝ブレイブルーパス東京戦では相模原ギオンスタジアムに過去最高となる8911人が集結。心燃える熱い声援に感謝の気持ちでいっぱいです。

 来シーズンはさらに進化したダイナボアーズをお見せしますので、全緑応援、よろしくお願いいたします。

三菱重工相模原ダイナボアーズ ゼネラルマネージャー 石井晃



※広報誌“DYNAMATE 2025.7 Vol.7”より抜粋。選手インタビューや各試合のデータなども掲載した本誌は7月上旬公開予定!
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