電気系社員

電気系社員

メカ物の話題で盛り上がれる人、待っています!

  • Aさん
    Aさん 2008年 入社

    食品包装機械部門
    電気設計職

    [モットー]
    仕事は確認に確認を重ねて。

  • Bさん
    Bさん 2010年 入社

    ITS部門
    電気設計職

    [モットー]
    仕事は段取りが8割。人、物、事前の調整こそが大切です。

  • Cさん
    Cさん 2013年 入社

    機械装置部門
    電気設計職

    [モットー]
    笑顔で楽しく。チームの雰囲気がいいと、良い仕事ができます。

  • 所属部門・役職はインタビュー当時のものです。

学生時代の専攻にはこだわらず、モノづくりの仕事をしたいと思っていました。

三菱重工機械システム(MHI-MS)との出会いと、入社のきっかけは?

Q.三菱重工機械システム(MHI-MS)との出会いと、入社のきっかけは?

[Aさん(食品包装機械)]
私は三菱重工のJOBCON(注1)に参加したことがきっかけで入社したのですが、そもそも最初はJOBCON自体も知りませんでした。参加したはいいものの、研究者の方のお話が難しくてちょっと自分には無理かなと思い、帰ろうとしたくらいでした。

でもその時、会場で今の部署(設備インフラ事業本部 食品包装機械事業部)の方に声をかけられて、詳しく話を聞いたところ、飲料など身近な製品を生産する機械の設計から運転まで、全般にわたって関わることが出来ると聞き、興味が湧いて入社しました。

[Cさん(機械装置)]
私もJOBCONです。もともと学生時代から制御設計に興味があったのですが、会場で社員の方に「機械システムに欠かせない、機械と制御の両方の技術を扱える。」と聞いて、それも面白いなと思いました。あと実は、「2日以上有給休暇を続けてとると、おまけで1日休暇を追加できる(注2)」と言う話にも魅かれて...。

[Bさん(ITS)]
私は普通の就職サイトです。学生時代は物理専攻だったので今の仕事とは直結しないのですが、あまり気にせず就職するならモノづくりの会社がいいと思っていました。もともと機械(マシン)が好きだったし、私の地元が神戸ということもあって、MHI-MSに縁を感じて入社しました。

  • 1三菱重工業及び三菱重工グループ会社の合同企業説明会のこと。
  • 2ショートバケーション休暇制度。長期休暇の取得推奨を目的に、2日以上の年次有給休暇と連続させて、(年次有給休暇日数を消費せずに)休暇を1日取得することができる制度を実施している。
どんな仕事をしていますか?

毎回一品モノを作っているから、設計も制御もその都度違う。ルールがないのが楽しいです。

Q.どんな仕事をしていますか?

[Aさん]
私が携わっているのは、飲料充填機の電気設計業務です。よく飲料メーカーの工場見学や、映像で目にしたことがあると思いますが、缶やペットボトルに一定量の飲料を充填する装置です。

容器にジュースやビールを入れるだけ、と思うかもしれませんが実は奥が深く、充填精度も1グラム以内で制御しています。

充填機は製品によって仕様が違うので、その都度オーダーメイドで開発する「一品モノ」の機械となります。毎回設計も違うし、電気制御のシステムも違う。自分で新しい制御を考えて採用出来るので、ルールに縛られないアイデアを活かせることが楽しいです。

それに缶フィラーは当社でしかやっていない技術で、最高1分間に2,000缶もの充填が出来ます。でも、もしミスしたら一瞬の間に何千個も不良品が生まれてしまうので、すごく緊張感があります。

日本の食品業界の安全・品質管理は世界的にみても特に厳しいので、難しい要望も多々ありますが、そのぶんやりがいもあるし、やり遂げた後お客様から感謝の言葉をかけられた時は最高ですね。

[Bさん]
私は、ITS(注1)事業本部で、シンガポールの「次世代ERP(注2)システム」という、渋滞緩和など交通マネジメントを行うシステムの開発に携わり、電気設計業務を中心に対応しています。
「次世代ERPシステム」は世界初の取り組みとなるため、前例がないことも多く開発要求も高いのですが、1人が1つの製品のメイン担当として動くので、電気以外の知識も身につけることが出来て、とてもやりがいを感じます。

[Cさん]
私は風洞設備の電気設計業務を担当しています。以前は航空機用の風洞設備の保守点検も担当していました。風洞を簡単に言うと自動車や航空機などを設計する際に、人工的に風の流れや振動などのシミュレーションを行うための、大きい扇風機のような試験装置です。自動車の試験用ならトップスピードで200キロメートル級の風を作りだします。

風洞というと、ETCや飲料充填機に比べて馴染みが薄いと思うかもしれませんが、橋や大型構造物の試験など、意外に色々なモノづくりにも深く関わっているのです。

  • 1ITS:Intelligent Transport Systems=高度道路交通システム
  • 2ERP:Electronic Road Pricing=電子道路課金
自分の仕事に魅力を感じている部分は?

プロジェクト全般に関わり、自分の専門分野以外にも強くなれる。

Q.自分の仕事に魅力を感じている部分は?

[Aさん]
充填機は仕様決め、設計、機械調整、生産など最初から最後まで一貫して関わるため、電気エンジニアといっても実質は開発担当です。作業時間の管理や設計判断など、自分の裁量で責任を持って行える点が、この仕事の魅力だと思っています。

[Bさん]
私は以前、国内のETCの設備を手がけていたのですが、ITS事業の製品は人目に触れることが多いので、自分で車を運転していて料金所を通るたびに、担当した製品が元気に稼働しているのを見かけるとやりがいを感じます。

[Cさん]
私は現在、自動車向けの風洞設備を担当していますが、風洞試験の結果は車の燃費性能などに直結しますし、車の形や設備などを決める際の重要な判断基準となるので、車の開発そのものに関わっている感じです。もともと車やバイクが好きなので、自動車開発の第一線の技術者の方々と一緒に仕事ができることは、すごく楽しいですね。

[Aさん]
私もよく、飲料メーカーの新製品に携わります。自分が担当した機械で生産された飲料をコンビニなどで見ると、「これは自分の機械で作ったんだよ。」と、たまに友人に自慢します。(笑)

仕事を通じて学んだこと、成長したことは?

周りとコミュニケーションをとりながら、だんだん一人前になっていく感じですね。

Q.仕事を通じて学んだこと、成長したことは?

[Aさん]  
第一にコミュニケーションスキルが身につきましたね。お客様やビジネスパートナーなど、様々な人と接しながら仕事をしていくなか、どうやったら相手に伝わりやすいか考えたり、専門用語の噛み砕いた言い方や、表現方法を工夫したり...。まだまだ勉強中ですけれど、少しはスキルアップしたかなと思います。

[Bさん]
私たちITS事業も領域外のことは人に相談することが多いので、コミュニケーションスキルが高くなったと思います。車のデザイン関係とか総合研究所とか、社外の有識者に相談しますからね。

[Cさん]
そうそう、我々の仕事は横のコミュニケーションが大事ですよね。風洞は社内に専用工場があるのではなく、社外の協力企業の工場で設備の部分部分を組み立て、最終的には現地でこれらを組み合わせて完成させるので、自分たちの仕事だけでは出来上がりません。協力企業など社外とのコミュニケーションを通じて自身のマネジメントスキルが上がったと思います。

[Cさん]  
1つのプロジェクトで、電気設計と機械設計に担当が分かれているので、機械の技術者からは自分の専門外の空力や構造、強度などについて学び、これらを制御にどう取り入れていくかを考えることに面白みを感じます。部署は違えど、案件ごとに自然とチーム一丸となって協力し合いながら仕事を進めています。

[Aさん]
そうやって仕事で周りとコミュニケーションしながら、だんだんと一人前になっていくものですよね。私など入社当初は、まったく電気制御の知識がないし見るのも苦手でした。最初の1年くらいは充填機の保全が主なので、実際に見たり触ったりして現場で覚えていき、今となっては得意分野と言えるぐらいの知識を身につけることができました。

実際の現場で覚えて、オールラウンダーになって行く。

実際の現場で覚えて、オールラウンダーになって行く。

[Cさん]
私も機械のことは入社後、現場の保全で覚えました。そもそも風洞もAさんのところの充填機と同じで、毎回どうやるのかというところから始まります。新幹線もあるし船もあるし、その都度一品モノなのでその製品を初めて担当した人に相談しながら、ノウハウを共有していきました。

[Bさん]
私も入社当時は電気の知識はありませんでした。それにITSは「この製品には無線の知識、この機械は画像処理の知識」といったように、製品ごとに必要とされる技術や知識が違うのです。そういった多方面な知識を実際の現場で覚えながら、オールラウンダーになっていくのだと思います。

[Cさん]
さらにデータ解析用の特殊製品など、海外メーカーから調達することもあるので、海外パートナーとの交渉・折衝のスキルも身につきます。国内対応だけで終わるプロジェクトのほうが、かえって少ないくらいですからね。

社風や社内の雰囲気は?1

上司には聞きやすい環境です。
一聞いたら、十くらい教えてくれる!?

社風や社内の雰囲気は?2

上司には聞きやすい環境です。
一聞いたら、十くらい教えてくれる!?

Q.社風や社内の雰囲気は?

[Bさん]
各分野にスペシャリストの上司や先輩がいるので、色々教えてもらえます。一聞いたら十くらい教えてくれる人もいますし、聞きやすい環境だと思いますよ。

[Aさん]
名古屋に研修所があって、メールで資格取得の支援制度などの情報が届きます。色々なジャンルの初級から中級まで幅広く学べて、技術士などの資格が取れます。合格のお祝い金もあるので、モチベーションがあがりますしね。

どんな人が、MHI-MSに向いていると思いますか?

電気も設計も。色々なことにチャレンジしたい人。

Q.どんな人が、MHI-MSに向いていると思いますか?

[Aさん]
開発から生産まで携わってみたい、機械に幅広く興味がある人にはオススメです。新製品や新機能の開発など、自分で色々考えて提案したい人には面白いと思いますし、私たちも大歓迎です。入社前に分からないことがあっても皆、保全をとおして知識や経験を身につけていきますから心配しないで欲しいです。

[Bさん]
ITS事業の製品を作るには製造のしやすさや、組み立てやすさなども考慮した設計を行い、実際に試作品を作って試験もします。「設計もしたいけれど機械も触りたい。」という色々なことをやってみたい人には、向いていると思います。

[Cさん]
私の部署で扱う製品は風洞だけではなく、数十メートルクラスの大型設備から身近にある小型機器まで、多岐にわたります。業務に必要な知識は入社後にしっかり学べるので、工具とかホームセンターが好きで、巨大施設や設備など機械の話で盛り上がれる、メカ好きの人には楽しい職場だと思います。

Message

  • Aさん
    [Aさん]
    一人で考えることには限界があるので、最初はどんどん質問していいと思います。その代わり、自分でも考えてからアドバイスを求めるなど聞き方が大事です。
  • Bさん
    [Bさん]
    知識が足りないんじゃないかと、尻込みする必要はないと思います。
    それより、やってみたいと思う気持ちの方が大切です。
  • Cさん
    [Cさん]
    ちょっとくらい生意気でもいい。自分を押し殺さずに、どんどん発信していったほうがいいと思います。