[ 設計 ] 小暮 涼介

アンモニアエンジンという未知の製品開発に挑む。
高度な技術に携われていることにやりがいを感じています。

人々の生活を支えるような機械の設計に携わりたい

MHIETを選んだのは、人々の生活を支えるような機械の設計に携わりたいと思ったからです。私は小さいころから鉄道のような機械が好きで、祖父も父も技術系の仕事に就いていて、小学生のころから将来の夢は機械系のエンジニアになることでした。就職活動をする中で、MHIETはデータセンター向け非常用発電機といった、これからの社会で必要不可欠な製品をつくっていることを知り、大きな可能性と魅力を感じました。
現在は、CO2排出量を削減可能な燃料を用いたアンモニアエンジンの開発業務を担当しています。

当社初のアンモニア燃焼試験の現場に立ち会えたことは大きな喜び

当社初のアンモニア燃焼試験の現場に立ち会えたことは大きな喜び

うれしかったことは、当社グループ初のアンモニアエンジン試験の現場に立ち会えたことです。入社後すぐにアンモニアエンジンのプロジェクトに参画し、条件検討の打ち合わせや部品の準備という形で関わってきた試験に立ち会い、無事に燃焼が確認できたことはとても印象的で、自分の中でも今後の糧となる出来事でした。これから世界に広まるかもしれない技術のはじまりに立ち会えたことは感動的でした。
逆に辛かったことは、アンモニアの燃焼改善検討の結果がなかなか出なかったことです。しかし仕事は一人で進めるわけではないため、チームの先輩方や研究所の方々と協議を重ねて、一定の成果を得ることができたときには達成感がありました。

高度な技術に携われていることに感じるやりがいや面白さ

高度な技術に携われていることにやりがいや面白さを感じています。エンジンは基礎的な技術としては完成されていると思いますが、さらなる高出力化や高効率化には材料、加工法、解析技術といった高度な技術を駆使する必要があります。さらに水素やアンモニアといったカーボンニュートラル燃料の適用技術にも取り組んでいます。今、担当しているアンモニアエンジンの開発では世界最先端の技術に触れているという実感があります。

高度な技術に携われていることに感じるやりがいや面白さ

より深い知識を身につけたい

まずはエンジンの部品や性能についてより深い知識を身につけることが目標です。エンジンは単純なようで奥が深く、入社以来日々学ぶことばかりです。さらに当社のエンジンは長い歴史があり、蓄積されているノウハウも大量にあります。今後の脱炭素対応を含め新しいエンジンを開発するときには、今ある技術について知識をつけておく必要があると思います。
世界や他社の脱炭素の動向にアンテナを張るようになったのも、自らの手で脱炭素への取り組みができる状況になったためだと思います。現代の世界的な課題に対して取り組めることはとても貴重な経験に感じています。そして将来的には、入社当初から携わっている、将来の環境問題解決の一役を担う製品であるアンモニアエンジンを、技術者として確かな形にしたいと思っています。

学生の皆さんへ

モノづくりが好き、機械が好き、今の世界的な課題に取り組んでいきたいといった気持ちがある方、また、当社は全員が技術にとても真摯に取り組んでおり、人間的にも尊敬できる人が多いので、優秀な技術者たちの中で自分を高めたいと思う方には向いていると思います。ぜひやりがいのある仕事を見つけてください。

学生の皆さんへ

ある1日のスケジュール

業務風景
小暮涼介_スケジュール

PERSONAL DATE

OFFの日の過ごし方は…

鉄道が趣味で、よく旅行に行っています。土日につなげて休暇をとり、東北への列車の旅では、ご当地のおいしいものを食べて思いっきりリフレッシュしました。また、会社や寮のある相模原は自然が近くにあるで、休みの日には陣馬山から高尾山へ山歩きを楽しんでいます。