社員インタビュー

現場で活躍している社員の皆さんへのインタビューをご紹介します

航空機修理組立部 髙本 大政

社長に直接自分の意見を伝えることができる風通しのよい職場です!!

髙本 大政
髙本 大政(Hiromasa Takamoto)
入社年度:2015年度
所属:航空機修理組立部
「あなたの現在の仕事内容」と、「それにかける思い」について聞かせてください。
私は、現在F-15戦闘機の前脚、主脚の整備・改修・点検作業を担当しています。前脚、主脚は離陸、着陸をするうえで非常に重要な部品です。前脚、主脚に関る整備・改修・点検作業は作業ミスが絶対に許されず、又高い技術、知識を必要とします。学ぶ事も多く、神経も使いますが、日本の防衛と飛行安全に貢献していることに、誇りを持っています。
「仕事で難しさを感じる部分」はどんなところですか?
また、どのような場面で「仕事へのやりがい」を感じますか?
電線の改修作業です。素線1本傷つけてもいけないため、被覆を剥く作業は非常に神経を注ぐとても難しい作業です。その分最後の検査が無事に終わったときは、達成感とやりがいを感じます。また必要な資格が多く、今取得している資格よりもワンランク上の資格がある為、知識・技術を更に高めるべく精進しています。
「DASのいいところ・よかったところ」を教えてください。
当社は、定期的に社長が朝礼に参加され社長の考えを知る機会があります。また自分の意見を直接社長に伝えられる貴重な時間が設けられています。直属の上司とも1対1で対話できる機会が定期的に設けられているので、自分の悩み・考えをストレートに伝えられる風通しのいい会社です。
そして年間休日が多く、有給休暇を取り易い環境です。ワークライフバランスを大切にしている人にとって働きやすい環境だと思います!
「学生時代やってきて仕事に生きていること」を教えてください。
専門学校で勉強した「基本技術」の教材が非常に役立っています。作業を行っていく上で、悩んだり困ったりしたとき基本技術を読み直すことで、打開できた経験が数多くあります。他にも、日々の作業が体力を使う仕事でもあります。学生時代サッカーを続けた事で培った体力が今活きています!

航空機修理組立部 平井 勇貴

会社の教育体制と後輩指導の良さ

平井 勇貴
平井 勇貴(Yuki Hirai)
入社年度:2022年度
所属:航空機修理組立部
「あなたの現在の仕事内容」と、「それにかける思い」について聞かせてください。
私の担当業務は、P-1という海上自衛隊が保有・運用する飛行機(哨戒機)の胴体の構造部材(フレーム、外板)に対する穴あけや打鋲といった組立作業です。
飛行機の構造組立作業における品質は、飛行安全に直結するため、先輩方に叱咤激励されながら常に高い緊張感を保ちつつ、一つ一つの穴あけや打鋲を毎日真剣に行っています。
仕事で難しさを感じる部分」はどんなところですか?
また、どのような場面で「仕事へのやりがい」を感じますか?
構造部材への穴あけ作業は失敗が許されない為、手順書をしっかり読み込み、完璧に作業内容を理解してから取り掛かる必要があります。作業手順をイメージし、その通りに段取り良く正確に穴あけや打鋲が出来た時は、自分の成長を感じることが出来て嬉しいです。
「DASのいいところ・よかったところ」を教えてください。
会社の教育体制と後輩指導がしっかりしているところです。私の担当している機体構造の組立作業においても力量管理がされており、一定の技術レベルまでしっかりと会社の教育部門で訓練されます。その後、現場でさらに技術力を磨いていくことになりますが、先輩方の指導も丁寧で分かりやすいです。先輩方は時に厳しく指導してくれますが、厳しい中にも愛情があるため信頼関係が築けていると思います。
「学生時代やってきて仕事に生きていること」を教えてください。
専門学校で教わった航空機の基礎知識は今の仕事にとても役立っています。
また、専門学校では先生とよく話をしていたため、目上の人とのコミュニケーション能力が身についていました。今の職場で先輩方と話す際もしっかりコミュニケーションをとることが出来るので、仕事の指示を受ける際や質問する際にとても役立っています。

整備部 源田 雅史

育児休暇、その後の在宅ワーク。非常に手厚いサポートを受けられました

源田 雅史
源田 雅史(Masashi Genda)
入社年度:2015年度
所属:整備部
「あなたの現在の仕事内容」と、「それにかける思い」について聞かせてください。
私は、整備部整備計画グループという部署で勤務しています。仕事内容としては、航空機の整備計画立案、作業指示、各スケジュール調整等を主に担当しています。
安全な航空機の運航には、航空機設計製造者(機体メーカー、装備品メーカー)等の設定した複雑且つ非常に多くの整備要目を実行することが必要不可欠であるため、私が担当するスケジュールや作業内容の計画/調整を適切に行うことが、航空機の安全な航行に繋がっていると思っています。
「仕事で難しさを感じる部分」はどんなところですか?
また、どのような場面で「仕事へのやりがい」を感じますか?
色々とトラブルが起こった際に対応することがありますが、航空法や整備規程、社内規定、機体形態等を理解していないと間違った判断をする可能性があるなど、広く深い知識が必要になることです。
私の仕事は直接航空機を整備することではありませんが、航空機の整備作業を円滑に進められるように事前準備・調整したことでスケジュール通りに作業が完了し、その航空機が飛び立った時にやりがいを感じます。
「DASのいいところ・よかったところ」を教えてください。
福利厚生がしっかりしているところです。
特に、休暇の取得のし易さには魅力を感じます。私自身、非常に忙しい時期にも関わらず、育児休暇等のまとまった休暇を取得させて頂きましたし、育児休暇後の在宅ワークを申請した際にも快く承諾頂けました。
また、資格取得時の社内教育グループを始めとする教育体制やサポートも魅力と感じます。整備士ライセンスを取得した際には、通常業務からラインオフして資格取得に専念することができたり、有資格者からの講義、模擬演習等をさせて頂いたりと、非常に手厚いサポートを受けられました。
「なぜDASを選んだのか」を教えてください。
私は元々DASがやっているような航空機使用事業のことは知らなかったのですが、専門学校の先生が使用事業社出身で、話を聞いていたところ興味が出てきて、調べ始めたのが始まりでした。その航空機使用事業者の中でも、μG実験や他では見ない気象観測等をやっている会社と知り、自分もその会社で働きたいと思ってDASに就職希望を出しました(自分以外には希望者はいませんでしたが。。。)。
結果として、他の会社ではなかなか経験出来ないことが非常に多く、DASに就職してよかったと今も思っています。

技術部 松浦 輝尚

自分の設計が形となり、それが社会貢献へとつながっていく達成感——。

松浦 輝尚
松浦 輝尚(Terutaka Matsuura)
入社年度:2015年度
所属:技術部
「あなたの現在の仕事内容」と、「それにかける思い」について聞かせてください。
私が働いている技術部設計グループの主な仕事内容は、航空法に基づく航空機の修理改造検査を受検する際のお客様の対応、設計作業、航空局対応およびスケジュール管理等の修理改造検査全体を取りまとめる作業です。中でも設計作業は航空機の飛行安全を第一とした上で、お客様の要望にできる限り応える必要があり、とても難しい仕事です。当社は豊富な航空機の修理改造経験を活かし、多種多様な航空機観測や実験飛行を実現させてきました。しかし、それは飛行安全があってのことです。今後も、飛行安全を第一とし、お客様に満足いただける設計を目指していきたいです。
「仕事で難しさを感じる部分」はどんなところですか?
また、どのような場面で「仕事へのやりがい」を感じますか?
航空法に基づく要求事項とお客様の要望を一つの設計の中で両立させることが難しいです。航空機の安全のために絶対に守らなければならない要求事項により、中にはお客様の要望に応えられない場合があります。そんな時はお客様と何度も調整を重ね、納得のいく打開案を探さなければなりません。調整には時間もかかりますし、その都度設計変更をしなければならないためとても大変な作業になります。しかし自分の設計が形になり、修理改造検査に合格した時には高揚感を覚えます。また、実際に航空機観測・実験飛行を行った様子がニュース等でとり上げられているのを見ると私たちの仕事が社会に役立っていることを実感でき、とてもやりがいを感じます。
「DASのいいところ・よかったところ」を教えてください。
福利厚生がしっかりしていますし、年間休日が124日あることです。さらに、有給休暇の取得がしやすく、仕事とプライベートを両立することができるので、とても働きやすい会社だと感じています。休日は趣味のキャンプやゴルフで心身ともにリフレッシュし、仕事を頑張る活力にしています(ゴルフのベストスコアは100、もう少しで100切り達成できそうです)。また、サークル活動も盛んです。私はフットサルサークルに参加しており日頃の運動不足の解消ができています。(サークルは他にも釣り、バスケ、テニス、旅行先の街散策等様々なサークルがあります)。
「なぜDASを選んだのか」を教えてください。
DASを選んだ理由は、航空機を使用してμG(微小重力)実験飛行、観測飛行、探索飛行、通信実験等、他の航空機使用事業者では実施していない特殊な事業に魅力を感じたからです。また、航空機の修理改造、整備、運航、全てを自社だけで完結させられることも魅力のひとつです。

部品管理部 寺本 健太

仕事とプライベートの両立ができる会社です。

寺本 健太
寺本 健太(Kenta Teramoto)
入社年度:2018年度
所属:部品管理部
「あなたの現在の仕事内容」と、「それにかける思い」について聞かせてください。
F-15戦闘機の定期修理(注1)や改修契約(注2)に使用される部品や治工具等の手配を担当しています。
定期修理や改修に使用される部品や治工具等を入手できるよう、最終客先である自衛隊の担当部門と調整し、三菱重工の生産管理部門の方と足並みを揃えてスケジュール通りに機体が搬出/納入できるよう取り組んでいます。
  • 1定期修理 … 航空機の定期検査。自動車での車検に相当。
  • 2改修契約 … 航空機のアップグレード。お客様との契約によって実施される。
「仕事で難しさを感じる部分」はどんなところですか?
また、どのような場面で「仕事へのやりがい」を感じますか?
修理等の作業中に部品に不具合が発生した際に、スケジュールに間に合うよう別の部品を現場に届けることです。お客様である自衛隊の担当の方と数の少ない部品のやり取りを調整することは難しいですが、それだけに自分が手配した部品を搭載した機体が搬出される姿を見るとやりがいを感じます。
「あなたの一日のスケジュール」を教えてください。
05:30 起床
06:00 朝食を食べながらニュースをチェック
06:30 家を出る
08:00 出勤、メールのチェック
08:10 グループメンバーとミーティング
09:00 担当業務
12:00 昼食
13:00 担当業務
17:00 退社
18:30 帰宅
20:00 大型二輪免許取得の為自動車学校へ
21:00 家族とディナー
24:00 就寝

時期や作業量にもよりますが退社時刻が遅くなることは少ないので、退社後にプライぺートに充てる時間を取ることができます。今は、大型二輪免許取得を目指し自動車学校に通っています。
「なぜDASを選んだのか」を教えてください。
小さいころから航空機に興味があり、製造や修理に関わりたいと思いDASを選びました。
入社後、機体に関われる職場に配属されて良かったと思っています。戦闘機やヘリなどが身近にあり、分解、修理中の姿や搬出/納入されるため飛び立つ姿を見ることができるので、航空機が好きな人におすすめの会社です。

部品管理部 茂木 楓

「ここでいいや」ではなく「ここがいい」と思える仕事選びを。

茂木 楓
茂木 楓(Kaede Mogi)
入社年度:2021年度
所属:部品管理部
「あなたの現在の仕事内容」と、「それにかける思い」について聞かせてください。
航空機の製造/整備に使用する製作部品の手配に関する業務を行っています。
具体的には、部品を図面に基づいて、加工外注メーカーで製作してもらうための加工単価を算出し、見積依頼を行ったり、部品の設計変更が行われた際にその情報を外注メーカーに展開することが、主な業務内容です。
見積業務の遅れは部品製作の遅れに繋がり、機体組立・納入の遅れにも繋がってしまうので初期工程の重要な業務です。そのためスピードと正確さを心掛け日々の業務に取り組んでいます。
「DASのいいところ・よかったところ」を教えてください。
些細な事でも困ったことや改善してほしいことをしっかり聞いてくれる上司がいるため、自分の意見が言いやすい会社です。また、RPA(注1)やマクロなどの講座も社内で開催されているため業務に役立つスキルを学ぶことができます。サポートもしっかりしているため安心です。
  • 1RPA:Robotic Process Automation 事務定型作業を自動化するツール。ユーザー自身で制作する。
「なぜDASを選んだのか」を教えてください。
元々はDASから業務を請負っている会社の派遣社員でした。将来のことを考え派遣社員ではなく正社員で働けるところを探そうと就職活動を始めた頃に、DASからキャリアアップ採用試験の話をいただきました。
今までの業務内容や職場環境とあまり変化がないことと、やりたいことに挑戦できて、そのバックアップもしっかりしている会社であることから、自身のスキルアップが期待できると思い決めました。
「HPを見ている人へ一言」下さい。
自分がどんな仕事に向いているのか、はっきりわかる人はごく稀だと思います。仕事選びは難しいですが、「ここでいいや」と決めるのではなく「ここがいい」と思える仕事選びをしていただきたいです。そうして選んだ仕事は、前向きな姿勢で取り組め、向上心を持つことができます。よって会社への貢献や自分の成長にも繋がり、楽しく仕事ができるでしょう。その上で、この会社を選んでいただければ嬉しいです。

品質保証部 友松 義貴

サークル活動が充実しているコミュニケーションの取りやすい会社

友松 義貴
友松 義貴(Yoshiki Tomomatsu)
入社年度:2014年度
所属:品質保証部
「あなたの現在の仕事内容」と、「それにかける思い」について聞かせてください。
私は航空機に使用する計量器の校正作業を担当しています。
計量器とは、航空機の組立や修理で温度、重さ、長さなどを測定するためのもので、トルクレンチ、温度計、ノギス、マイクロメータなど様々なものがあります。校正作業とは、計量器の精度が保たれているかを確認する作業です。計量器の精度が保たれていないと航空機事故につながる可能性があるため、航空機の品質を保つための要素の一つです。一つ一つの計量器に対し、手順に従いミスがないように、全力で作業に取組んでいます。
「仕事で難しさを感じる部分」はどんなところですか?
また、どのような場面で「仕事へのやりがい」を感じますか?
計測器は、多種多様で、校正を行う器材もまた多種多様となっています。それぞれ校正の方法/手順が決められているものの、全体を把握することがとても大変です。特に、校正作業の際の計量器の持ち方や握り方まで細かく指定されているものもあり、作業の都度難しさを感じます。また、計量器のほとんどがお客様のものとなっており、より神経を使います。
校正作業は一人で行うものがほとんどで、すごく責任感を感じることができるため、やりがいを感じています。また、お客様から「ありがとう」の声をかけていただいた際にも、やりがいを感じます。
「DASのいいところ・よかったところ」を教えてください。
いろいろな人とコミュニケーションが取れる、サークルがいろいろあるところです。
サークルには、バドミントン、テニス、釣り、フットサルなど様々なサークルがあり、あまり接点のない部署の人と共通の話題でコミュニケーションの取れる場として、活用されています。サークル活動に参加することでストレス発散にもなりますし、いろいろな人と接点ができるため会社生活でも人の環が広がったと感じています。ちなみに、私は高校時代のバドミントン部に所属していた経験を活かし、バドミントンサークルでサークルリーダーをしています。
「なぜDASを選んだのか」を教えてください。
飛行機が好きで求人票の「航空機の組立や修理」にひかれたこと、物をつくることも好きで工業高校に進学し、高校で学んだ事を生かせると思いDASを選びました。
実際に入社し、校正作業の担当となりましたが、航空機の組立や修理は、物をつくるだけではなく、いろいろな要素が重なり大きなものをつくりあげることを学びました。それの一つが校正作業です。入社した動機と異なる作業を行っていますが、今では航空機の組立/修理作業の下支えをする仕事につけて、嬉しく思います。