部門紹介
航空機修理組立部
航空機修理組立部では、各種防衛航空機(戦闘機・ヘリコプタ)の定期修理作業における機体分解作業並びに射出座席やキャノピー、ヘリコプタのテールロータパイロン等の主要部品およびタイヤなどの装備品の整備作業を行っています。
また、整備作業の作業手順書の作成および整備作業や組立後の機能試験に用いる器材の点検・整備、工具管理も行っています。
これらの作業は、航空機に関する知識と整備技術を習得した作業者が、高い飛行安全意識を持って担当し、航空機の飛行安全確保に繋げています。



また、三菱重工が防衛省へ納入している陸上自衛隊向け多用途ヘリコプタUH-60JA、航空自衛隊向け救難ヘリコプタUH-60J、海上自衛隊向対潜哨戒ヘリコプタSH-60K等の胴体構造組立およびドアパネルの製造を行っています。
多くの工程を経て製品が作り上げられる航空機製造の中でもその基盤となる部分を担当しており、新造機に求められる厳しい基準をハイレベルな作業でクリアすることで航空機における品質の礎を築いています。


部品管理部
部品管理部では、防衛省各種航空機における修理・組立工程に対し機種ごと/部位ごとに、必要な時期に必要部品を必要数量だけをキット組にして提供することによって円滑な生産遂行に大きく寄与しています。
また、部品/材料の要求手続き、受付、保管、構内運搬および防衛省へ納入する補用部品の契約手続き、梱包、出荷作業など小牧南工場内の物流業務を一手に担っています。
