三菱重工のシゴト
技能五輪(構造物鉄工)
※技能五輪全国大会:国内の青年技能者(原則23歳以下)を対象に技能を競う大会
※技能五輪全国大会:国内の青年技能者(原則23歳以下)を対象に技能を競う大会
入社後、1年間の基礎訓練を経て、技能五輪にチャレンジ!
構造物鉄工職種は鉄板から立体的な構造物を作り上げる競技。
技能五輪は、向上心があればどこまででも自分の技能を突き詰めることができるのが楽しいところです。
私は普通科卒だったので、最初は何もできず、周りと差を感じることもありましたが、自分のやる気と職場の方の手厚いフォローで成長することができました。
技能五輪という大きな舞台で結果を残したいという気持ちで必死に努力した結果、賞の受賞だけではなく、技術者として大きく成長を実感することができました。
指導員のサポートのもと、選手が主導となり目標・計画を立て、それに向かって訓練していきます。
本番を想定したより実践的な作業を行い、技能を高めます。他社選手との意見交換や技術交流を行い、互いに切磋琢磨します。
年に1回開催される全国大会には高砂地区として2004年度以降毎年入賞しています。2024年度においては高砂地区の技能五輪選手が各職種(※)で金賞受賞をはじめ、全員が入賞を果たしました。今後も高砂地区として連覇できるように日々訓練に精進します。
(※)電気溶接職種・構造物鉄工職種
第62回 技能五輪全国大会表彰式の様子
作業内容確認。当日の作業に合わせてRKYミーティングを行います。
図面から、課題の形状・寸法を抜き出し加工方法を考える。当日公開や変更部があるため図面の隅々までチェックします。
図面に記載されている部品を罫書き針を用いて鉄板に書き写します。
罫書きをもとに、鉄板をガス切断する。この時の寸法誤差は0.5mm以内です!!
同僚と昼食をとります。
鉄板に熱を加えて曲げ加工を行います。熱を加える熱間曲げや、熱を加えず加工する冷間曲げなど材料や作品形状に適した方法で加工します。
切断や曲げ加工後の部品を図面通りの形状に組み立てます。
組み立てた部品同士を溶接します。溶接時の温度は2000~3000度にもなります。
組み上がった作品の寸法を確認・調整後、完成した作品をブラシで磨き課題をより美しく仕上げます。