護衛艦の武器システムに係る試験調整を担い装置の健全性を評価する。

※記事内容は取材当時のものです

橋本 龍 RYO HASHIMOTO
防衛・宇宙セグメント 艦艇・特殊機械事業部艦船技術部 武装技術課
2015年入社
機械工学科卒

三菱重工に入社を決めた理由は?

幼少期から長崎で育ったこともあり、三菱重工は親しみのある企業でした。そのような中、高専の工場見学で三菱重工を訪問。各担当者が責任感とプロ意識を持ってものづくりに取り組んでいる姿、それらが結集されることでスケールの大きな製品が完成する場面を目の当たりにし、憧れを抱きました。自分自身もこのような製品や事業に携わることで、他では得られない経験や幅広い知識を吸収できると考え、三菱重工への入社を決めました。

現在の仕事内容を教えて!

所属する武装技術課は、護衛艦建造時や就役した護衛艦における武器システムの試験調整業務を担っています。建造時の前半工程においては武器単体の性能を発揮できるよう、艦上据付の精度評価や作動試験を行います。後半工程においては、武器単体が護衛艦全体のシステムとして成立するよう機能検証します。その際、海上自衛隊の部隊(就役艦や航空機)と連携しながら海上試験を実施するケースもあります。私はソーナーシステムや航海機器等、水中武器の担当として、装置の健全性評価や連接確認、試験の計画立案・遂行、不具合発生時のトラブルシューティング、およびお客様への装置操作法の説明などの業務を行っています。

高専での経験はどこに活きている?

担当装置に不具合が発生した際、様々な技術分野から多角的な視点で、原因を追究し問題解決を図ります。当該業務において不具合要因を検討する際や各要因を検証の上、妥当性を評価する際など、工学の幅広い知識が必要になります。早い段階から高専で学んできた幅広い分野の知識がベースにあるため、大きな抵抗なく業務に励めていると思っています。また、高専時代の実習や実験などで培った実物を観察しながら考察するプロセス・経験が強みになっていると感じます。

印象に残っている仕事を教えて!

護衛艦の武器システムに係る試験は装置の単体試験などの初歩的な試験から、就役艦と連携して海上で行う大規模な試験まで多岐にわたります。複数の試験を順序立てて計画・実行し、完遂できたときに、護衛艦の完成に携わった技術者の一人として大きな達成感を得ました。また、担当装置の据付から電源投入、各種試験、完成状態となるまでには、必ずすべてが上手くいくとは限りません。装置に不具合が生じた際に、発生している事象を整理し、原因を調査した上で、改善できたときに技術者としての存在意義ややりがいを感じます。

入社して良かったことは?

三菱重工は多数の製品を取り扱っており、かつ所帯が大きい企業であるため、職種や各所属の業務内容も多岐にわたります。そのような中、他所属・他部門にチャレンジ・経験する機会があり、前所属でご指導いただいた内容や習得したスキルを強みとして業務に励むことができます。また、新たな部門で必要となる知識や技術を習得の上、実行に移すことで、さらなる成長を感じることができています。

ONE DAY SCHEDULE

  • 8:00 出社、ToDoリスト確認、業務調整
    出社後は部全員で体操した後、当日のタスク確認、および上司や同僚との業務調整を行います。
  • 8:30 現場進出準備
    関連部署・メーカなどとの調整やメールのやり取りを行った後、現場進出時に必要な資料、計測器などを準備します。
  • 9:30 現場進出(装置の調整・試験)
    試験方案や要領書に基づいて試験を行い、結果をお客様に報告します。
  • 11:30 関連部署との打ち合わせ
    関連部署と打ち合わせを行い、工程などを調整します。
  • 12:00 お昼休憩
    ランニングをしたり同僚と談笑したり、息抜きをします。
    • 13:00 現場進出(装置の調整・試験、トラブルシューティングなど)
      担当装置で不具合が発生した場合は、原因の特定と解決に向けた調査・対応を行います。
  • 15:00 デスクワーク
    試験成績書や試験要領書の作成などを行います。また、ToDoリストやスケジュールを更新し、翌日以降の作業計画を検討します。
  • 17:00 終業
橋本 龍 RYO HASHIMOTO

橋本 龍 RYO HASHIMOTO

防衛・宇宙セグメント 艦艇・特殊機械事業部艦船技術部 武装技術課 / 2015年入社 / 機械工学科卒。趣味はランニング。昼休みや終業後の個人ランニングに加えて、土曜日は数十人程度の仲間が集まり、ペース走やインターバル走を通して体力づくりに励んでいます。ハードなトレーニングをやり遂げた時や、大会で自己ベストを更新できた時の達成感は格別です。将来、3人の子どもたちと一緒にマラソン大会に出るのが夢です。

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# エナジー

高効率・水素焚きガスタービンやバイオマスボイラー、原子力発電など幅広いソリューションで、市場変化に柔軟に対応し、地域特性に応じた持続可能なエネルギー移行を推進しています。

# プラント・インフラ

製鉄機械、商船、環境設備、CO2回収、エンジニアリング、機械システム等の分野において、確かな技術力、信頼できる製品、そしてエンジニアリングの力で、世界中のさまざまな社会的課題に取り組んでいます。

# インダストリアル・ソリューション

冷熱技術による快適な空調から、AIを駆使した物流知能化ソリューションまで提供。高度なテクノロジーや豊富な経験と実績を背景に、世界中の人と人、人と社会をつなぎながら、豊かな暮らしと社会の発展を支え、次の時代の新たな社会基盤を築きます。

# 航空・防衛・宇宙

民間航空機、防衛、宇宙の各分野を通じて国家レベルのプロジェクトに取り組み、世界中の人々の安心・安全に貢献しています。多くの人々の安全に貢献できるという他にはない達成感、責任感を味わえます。

# シェアードテクノロジー

約50のコア技術と700超の技術分類を体系化し、部門横断で知見を共有・展開することで開発力を強化。大学や研究機関との連携や生成AI活用も進め、持続的な競争力と新たな価値創出を実現しています。

# コーポレート

経理・財務業務、各種インフラや生産設備の管理、工場施設の保守サービスや福利厚生施設の管理・運営、契約交渉やリスク管理などの法務対応、人事制度の策定・運営や社員の採用・研修企画等、組織運営・事業活動を支える役割を担っています。

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# 研究開発

専門的な知識と三菱重工グループの技術力を活かして、新技術・新機種開発の立案から具体的な推進、フォローまで行います。

# 設計

概念的な設計を行う基本設計、実際のものづくりに直結する詳細設計、全体を把握・コントロールするプロジェクト設計を行います。

# 生産技術・管理

生産戦略の立案、機械・機器の導入、工程管理に加え、製造工程に必要な加工技術や生産システムの研究・開発などを行います。

# 品質保証

設計、製造段階での品質管理をチェックし、さらなる品質向上に向けた活動や検査業務なども行います。

# 知的財産

三菱重工グループの製品について特許・意匠・商標の権利取得や官辺手続き、他社との交渉・訴訟などの渉外業務を担当します。

# 現地建設

国内海外の現地で、各機器や設備を建設する場面で、工事計画の立案から行程管理・安全管理まで、技術向上に関する仕事を行います。

# システム開発

最先端ICT技術を駆使し、製品・製造の知能化・高機能化を実現するとともに、情報セキュリティの強化、ITインフラ整備、DX推進などを行います。

# アフターサービス

納入した発電設備や車両等の保守・点検、運営管理を担います。最新技術も活用し、製品の長寿命化と安定稼働を支え、顧客との長期的な信頼関係を築く重要な役割です。

# 営業

提案・受注活動からアフターサービスまで、三菱重工グループの技術をビジネスに結び付け、プロジェクト全体を最前線で推進します。

# 調達

プロジェクトに必要で最適な材料・部品を、予算内の価格で、必要なタイミングに合わせて調達します。新たな調達先の開拓も担当します。

# 経理・財務

プロジェクトのコスト管理および損益予想など、会計や税務などの専門知識をもとに三菱重工グループのビジネスを支えます。

# 総務・法務

契約交渉やリスク管理などの法務対応、ガバナンス体制の構築、事業所の資産・規則・文書管理を含む事務運営を担い、組織の円滑な運営を支える役割を果たします。

# HR(人事)

人事制度の策定・運営や社員の採用・研修企画等、「人」に関する業務を行い、安心して働ける環境づくりを支援します。

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