M&A、紛争対応から米国留学まで。 多様な経験から得た知見を生かし、 三菱重工のプロジェクトを推進する。

※記事内容は取材当時のものです

山下 耕平 KOHEI YAMASHITA
法務部 法務第二グループ
2011年入社
法学部卒業

入社後、最初の配属先は調達部で
製品の資材調達を担当されたのですね。

名古屋誘導推進システム製作所で、民間航空機用エンジンの資材調達や物流を担当しました。入社前は、「大企業であること」「さまざまな製品を扱っていること」から、縦割りの組織をイメージしていたのですが、実際には部門横断で職務に取り組むスタイルで、良い意味でギャップを感じました。
例えば、部品メーカーからの納品遅延ひとつとっても、その要因は「設計が複雑である」「品質基準が厳しい」「仕様決定に時間がかかり発注のタイミングが遅れてしまった」など、さまざまなケースが考えられます。三菱重工グループでは、こうしたイレギュラーな事象が発生したとき、関係部署が協力し合って問題解決の方法を考える風土が根付いています。こうしたチーム力が会社の強みに繋がっているのだと、入社後すぐに実感することができました。

現在、所属されている法務部では
どのような職務を担当していますか?

現在取り組んでいる主な仕事内容としては、契約法務・トラブル対応支援・社内規定整備等が挙げられます。ひとつ目の契約法務は、社外関係先との契約を対象にした法的リスク評価と、評価にもとづくリスク低減策の提案、契約書作成、社外関係先との交渉等が主な業務になります。ふたつ目のトラブル対応支援は、法的リスクを踏まえて事業部に対してトラブルへの対応内容を提案したり、交渉支援を行ったりします。社内規定整備は、新しい法令への対応のため、知見を有する社外弁護士を探すところから始め、複数の助言を得て、三菱重工に最もフィットするポリシーを社内関係部門と調整しながら検討していく作業です。

法務の仕事における
やりがいについて教えてください。

一般的な法的リスクを洗い出すだけなら、社外の弁護士やAIに任せれば済みます。しかし、三菱重工の事業ならではのリスクを予測し、必要な対策を講じるうえでは、事業をよく理解した社員が担当する必要があります。実務では、大型プロジェクトに携わる機会が多く、培ってきた知見を生かして法務の立場からプロジェクト推進に貢献できていると感じることができること、また自分が提供したアドバイスにより契約交渉がうまくいった際は担当者から感謝してもらえる点などに、大きなやりがいを感じています。

これまでのキャリアで
印象に残っている出来事について教えてください。

たくさんありますが、強いて絞るなら2点でしょうか。ひとつは、ある企業との合弁会社設立に携わったことです。先方の要求が多岐にわたったため、契約交渉は難航しました。どのように対応すべきか社内関係者の間でも結論を出せずにいたなか、私は、三菱重工が過度なリスクを抱えない範囲でできる限り先方の要望を反映させた契約案を独自で考えてみました。協議を重ねた結果、この案が採用されることになり、無事に設立にいたったのです。法務には、リスクの低減に目配りするというブレーキの役割だけでなく、暗礁に乗り上げかけたプロジェクトを動かしていくというアクセルの役割も担っているのだと実感できました。
もうひとつは、米国のロースクールに留学させてもらい、法学課程を修了し、米国の弁護士資格を取得したことです。米国は訴訟社会なので、実例をもとに多様な知見を得られましたし、各国から学びにきている仲間からも大いに刺激を受けました。

今後のビジョンや目標について教えてください。

学生時代は「社会貢献につながる事業に携わる」「グローバルに活躍する」を軸に就職活動し、希望に合致した会社として三菱重工を選びました。この軸は今も変わっていないので、ゆくゆくは海外に駐在し、現地の関係者と協力し合って進めるようなプロジェクトに関わりたいと思っています。また、成長の可能性など、定性的な要素も多分にある事業を対象に経営分析をしたり戦略を考えたりする経営企画なども経験してみたいですね。
私がイメージしているのは、幅広い知識・知見と、特定の分野で高度な専門性を擁するT型人材です。私にとっての法律は「深く突き詰めるもの」ではなく、「事業に臨むうえで活用するもの」です。法務で培った専門性を軸に、さまざまな部署・役どころを経験しながら幅を広げていきたいと思っています。

CAREER STEP

山下 耕平 KOHEI YAMASHITA

山下 耕平 KOHEI YAMASHITA

法務部 法務第二グループ / 2011年入社 / 法学部卒業。海外も含めて公共性の高い事業に従事したいという想いで就職活動を展開。商社や独立行政法人、官公庁などを視野に入れるなか、最も自身の就職活動の軸に合致した就職先として三菱重工を選択する。プライベートでは1歳の息子の育児に励んでいるが、いずれ家族で海外旅行に出かけたいと思っている。

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# エナジー

高効率・水素焚きガスタービンやバイオマスボイラー、原子力発電など幅広いソリューションで、市場変化に柔軟に対応し、地域特性に応じた持続可能なエネルギー移行を推進しています。

# プラント・インフラ

製鉄機械、商船、環境設備、CO2回収、エンジニアリング、機械システム等の分野において、確かな技術力、信頼できる製品、そしてエンジニアリングの力で、世界中のさまざまな社会的課題に取り組んでいます。

# インダストリアル・ソリューション

冷熱技術による快適な空調から、AIを駆使した物流知能化ソリューションまで提供。高度なテクノロジーや豊富な経験と実績を背景に、世界中の人と人、人と社会をつなぎながら、豊かな暮らしと社会の発展を支え、次の時代の新たな社会基盤を築きます。

# 航空・防衛・宇宙

民間航空機、防衛、宇宙の各分野を通じて国家レベルのプロジェクトに取り組み、世界中の人々の安心・安全に貢献しています。多くの人々の安全に貢献できるという他にはない達成感、責任感を味わえます。

# シェアードテクノロジー

約50のコア技術と700超の技術分類を体系化し、部門横断で知見を共有・展開することで開発力を強化。大学や研究機関との連携や生成AI活用も進め、持続的な競争力と新たな価値創出を実現しています。

# コーポレート

経理・財務業務、各種インフラや生産設備の管理、工場施設の保守サービスや福利厚生施設の管理・運営、契約交渉やリスク管理などの法務対応、人事制度の策定・運営や社員の採用・研修企画等、組織運営・事業活動を支える役割を担っています。

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# 研究開発

専門的な知識と三菱重工グループの技術力を活かして、新技術・新機種開発の立案から具体的な推進、フォローまで行います。

# 設計

概念的な設計を行う基本設計、実際のものづくりに直結する詳細設計、全体を把握・コントロールするプロジェクト設計を行います。

# 生産技術・管理

生産戦略の立案、機械・機器の導入、工程管理に加え、製造工程に必要な加工技術や生産システムの研究・開発などを行います。

# 品質保証

設計、製造段階での品質管理をチェックし、さらなる品質向上に向けた活動や検査業務なども行います。

# 知的財産

三菱重工グループの製品について特許・意匠・商標の権利取得や官辺手続き、他社との交渉・訴訟などの渉外業務を担当します。

# 現地建設

国内海外の現地で、各機器や設備を建設する場面で、工事計画の立案から行程管理・安全管理まで、技術向上に関する仕事を行います。

# システム開発

最先端ICT技術を駆使し、製品・製造の知能化・高機能化を実現するとともに、情報セキュリティの強化、ITインフラ整備、DX推進などを行います。

# アフターサービス

納入した発電設備や車両等の保守・点検、運営管理を担います。最新技術も活用し、製品の長寿命化と安定稼働を支え、顧客との長期的な信頼関係を築く重要な役割です。

# 営業

提案・受注活動からアフターサービスまで、三菱重工グループの技術をビジネスに結び付け、プロジェクト全体を最前線で推進します。

# 調達

プロジェクトに必要で最適な材料・部品を、予算内の価格で、必要なタイミングに合わせて調達します。新たな調達先の開拓も担当します。

# 経理・財務

プロジェクトのコスト管理および損益予想など、会計や税務などの専門知識をもとに三菱重工グループのビジネスを支えます。

# 総務・法務

契約交渉やリスク管理などの法務対応、ガバナンス体制の構築、事業所の資産・規則・文書管理を含む事務運営を担い、組織の円滑な運営を支える役割を果たします。

# HR(人事)

人事制度の策定・運営や社員の採用・研修企画等、「人」に関する業務を行い、安心して働ける環境づくりを支援します。

# 技能

社会インフラを支える当社製品の組立・加工・溶接・検査等を担う職種です。専門技能を駆使し、高品質なものづくりを直接手掛ける「技術のスペシャリスト」です。

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