MHIエアロスペースシステムズ株式会社
社員インタビュー(技術職)
N.N
技術統括部 防衛・宇宙技術部 解析・シミュレーション三課 有人宇宙システムチーム
[2009年度入社]
工学研究科 原子力・エネルギー安全工学専攻
現在の仕事内容と役割
解析・シミュレーション三課は、ロケットや人工衛星などの宇宙分野のシステム、ソフトウェア開発を主に担当している部署です。その中でも私は、国際協力のもと月周回軌道上に構築される有人拠点内の環境制御・生命維持サブシステムを管理・制御するソフトウェアの開発を担当しています。「要求された機能・性能を満たすための仕様検討・設計」「設計に従ったソフトウェアのコーディング」「製作したソフトウェアの試験」といったソフトウェア開発における一連の業務や「社内外関係者との技術折衝」「作業進捗管理」といったプロジェクトの取りまとめに関わる業務を実施しています。
仕事のやりがいや醍醐味
システム全体を管理、制御するソフトウェアの開発を担当することが多く、ソフトウェア開発を通してシステム設計から運用までの全体に関わることができることが、私の仕事の醍醐味です。関わる範囲が広いため苦労も多いですが、その分人工衛星等が完成し、宇宙に打ち上げられ、無事に動いた姿を見るととても感動し、やりがいを感じます。また、宇宙開発の一助を担えたと、誇らしい気持ちになります。
私の場合は、搭載ソフトウェア開発を担当した人工衛星が宇宙に打ち上げられた後、その運用をお客様のもとで担当させていただいたこともあります。自分が開発したソフトウェアを実際に活用する側になれたことは、ソフトウェアエンジニアとしてとても良い経験になりました。
これまでのキャリア、担当プロジェクト
宇宙分野を中心に航空・防衛分野も含め、シミュレータ、試験装置、実機搭載ソフトウェアといったさまざまなソフトウェア開発プロジェクトに従事してきました。
| 2009年入社 | 統合防衛シミュレーションシステム開発 |
|---|---|
| 2010年~2012年 | 超小型衛星/X線観測衛星搭載ソフトウェア開発 |
| 2013年~2016年 | JAXAへ出向(超小型衛星プロジェクト) |
| 2016年~2017年 | 回転翼機システム開発 |
| 2017年~2021年 | H3ロケット 試験装置ソフトウェア開発 |
| 2022年~現在 | 月周回有人拠点 環境制御・生命維持サブシステム ソフトウェア開発取りまとめ |
社員インタビュー(技術職)
F.Y
技術統括部 統合防衛技術部 解析・シミュレーション二課 統合防衛システムチーム
[2022年度入社]
理学研究科 地学専攻
現在の仕事内容と役割
統合防衛技術部では防衛分野、特に飛昇体に関する業務を扱っており、飛昇体・地上装置用のソフトウェアの開発や、FPGAを用いた組込システムの開発、飛昇体のシミュレーションなどを行っています。私が所属している解析・シミュレーション二課統合防衛システムチームでは、各種防衛装備品を指揮統制するソフトウェアなどを担当しています。実際の業務では、三菱重工業の関係部署と協働し、作成するソフトウェアを規定する設計書の検討・作成、プログラムの作成・修正、試験手順の作成など、設計、開発、試験フェーズの業務を一貫して行っています。
仕事のやりがいや醍醐味
防衛に重要なソフトウェアに携わっていること、仕事を通してコーディング能力を向上できることにやりがいを感じています。学生時代に研究でプログラミング経験があったことが入社のきっかけの一つですが、当時と比べて高い技術力が身に付きました。統合防衛システムチームで扱うソフトウェアは複雑な仕様のものも多いですが、上司と相談しながら疑問を一つずつ解決して仕事に取り組んでいます。ソフトウェアを納品した後の達成感もひとしおです。また最近では生成AI活用にも注力しており、開発効率や品質のさらなる向上を見込んでいます。注目されている技術に取り組む機会があることも醍醐味だと考えています。
会社の強みや好きなところ
三菱重工業と協働するIT企業として、航空宇宙・防衛分野のソフトウェアに関する知識を豊富にもつ社員が多数所属している点が強みです。航空宇宙・防衛分野はともすると堅い印象を持たれるかと思いますが、会社全体に相談しやすい雰囲気があり、若手社員にも働きやすい環境が整っています。情報系に限らず理工系の分野出身の多様な社員が働いており、新入社員向けの教育を丁寧に実施しているため、スキルアップしながら働くことができます。また福利厚生の手厚さも特長で、家賃補助制度により経済的に安心して働くことができます。資格支援制度はスキルアップを図る上でモチベーションになりました。