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生産管理(ディーゼルエンジン)

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長尾 馨澄

長尾 馨澄

自動車の解析をやりながらも、「航空機に活かせそうだな」と考えていた。

所属部署 名古屋航空宇宙システム製作所 民間技術部 構造設計課
仕事内容 MRJプロジェクトに参画。航空機の構造強度保証/強度試験プランニング
入社時期 2007年1月
前職 自動車メーカーで自動車の衝突解析
専門分野 流体解析・衝撃波の解析

Interview

とにかく飛行機、飛行機、飛行機

大学では航空機の開発を目的とした流体力学を専攻。しかし、航空業界への就職は叶わず、自動車メーカーに就職。衝突などの構造解析を担当しました。ほとんどの車種の開発に関わり、仕事が一人で回せるようになると、いろいろな感情がわき起こってきました。自動車の解析をやりながらも「これ航空機にも活かせそうだな」と未練が捨てきれない。「このままでいいのか」と自問自答していたまさにその時、目の前に、「三菱重工、民間ジェット旅客機独自開発へ」というニュースが飛び込んできたんです。記事を見たときに考えたのは、「今しかない」でした。年齢的にも転職できる最後のチャンス。違う世界にチャレンジするには勇気が必要でしたが、同じ構造物の解析という意味では、対象は違っても方法論は大きくは変わりません。無事転職が決まった時は、いわば恋焦がれた「片思いの人」にようやく想いが通じたような感じ。多くの仲間に温かく送り出され、私は憧れの名古屋にやってきました。

入社1日目、航空機開発のコアとなる主翼の担当を命じられる

「なんて大胆なことを言い出すのだろう」。これが、そのときの正直な気持ちでした。「あなたはこの部分で、こういう仕事です」と説明を受けたのですが、会話がほとんど未知の外国語状態。最初の1ヶ月は、ひたすら関連書籍、資料を読み続ける日々。上司からは、構造、航空機材料、航空機など推薦本を何冊か教えていただき、土曜日曜もなくページをめくり続けました。言語がほとんど英語であったことにも驚き、航空機業界が完全にグローバルなビジネスであることを痛感しました。スタートアップ時から参加できて良かったという想いと、とにかく自分が思い描いて来たフィールドに立てたことがうれしい。しかし、目前には、解決すべき課題がたくさんあります。まだまだ勉強すべきことだらけ、学ぶことだらけの毎日です。

理想の形はもう頭の中にある

三菱重工という会社、とくに名古屋航空宇宙システム製作所という組織や人からも、学ぶことは多いです。何より驚いたのは、ここには「非常に志の高い人が多い」ということです。自動車づくりも100年以上の歴史を持ち、産業界を牽引するリーディング産業という自負を持った方がいらっしゃいましたが、とにかくここ三菱重工名航は、志高く、航空機づくりに全精力を傾ける人々の集団。精魂込めた航空機が最初に飛び立つ瞬間は、大の大人たちがオイオイ声を上げて泣くそうです。こうした人々に囲まれて、主翼の強度保証を担当するわけですが、将来的には自動車の衝突解析の経験を活かし、例えば万が一の胴体着陸の時に乗員を守る構造の提案を通して航空機の更なる安全性に貢献したい、という夢があります。それが本当にできるかは今後の自分しだい。そのために1日も早く前職でこなしていたレベルで仕事を回せるようになることが当面の目標です。