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「夏休みジュニア科学教室」を開催 ~子どもたちに科学の面白さと船づくりの魅力を伝える~

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8月1日に三菱重工業下関造船所江浦工場(山口県下関市)で「夏休みジュニア科学教室」が開催され、山口県内の小学5年生~中学2年生合計19名が参加しました。この教室は、将来に無限の可能性を持つ子どもたちに科学の面白さを知ってもらうことを目的に、大学や高等専門学校、企業の研究所など関係機関・団体が協力し、山口県内の各地域で毎年開催されているもので、今年で37回目を迎えました。三菱重工業下関造船所は今年もこの取り組みに参加し、「速く走る船を作ろう」をテーマに、今年度配属された新入社員8名が講師となって蒸気で走るポンポン船の工作教室を実施しました。

当日は、講師から船ができるまでの工程を紹介し、その後は子どもたちに自らの手でポンポン船を製作してもらいました。船の形をどのように工夫すれば真っ直ぐ、速く進むのかなど、講師のアドバイスを受けながら試作や改良を重ね、ようやく思い思いのデザインの船を完成させました。最後は一人ずつポンポン船を水に浮かべてレースを行い、大いに盛り上がりました。工作教室の後は実際に船を作っている工場や下関造船所の歴史が分かる史料館の見学を行い、子どもたちには普段見ることのできないものづくりの現場を間近で体感していただきました。

三菱重工グループは、今後も地域貢献・次世代育成支援の一環として、ものづくりを通じて子どもたちに理科の楽しさを伝えていきます。

講師のアドバイスを受けながらポンポン船を製作

 講師のアドバイスを受けながらポンポン船を製作する様子