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◆ 最新の社会情勢や技術動向を踏まえたビジョン「Marine Future Stream」をアップデート
◆ 造船事業とエンジニアリング事業の両輪により、「安心・安全な社会」と「海の脱炭素化社会」実現を更に加速させる

三菱重工グループの三菱造船株式会社(社長:上田 伸、本社:東京都港区、以下、三菱造船)はこの度、三菱造船のビジョンであるMarine Future Streamを、3年ぶりにアップデートしました。
Marine Future Streamは、地球の7割を占める海と人類の共存のため、2050年の「安心・安全な社会」と「海の脱炭素化社会」をキーワードに未来を描き、そこからバックキャストで海に関わるイノベーションの知恵出しとそのカタチ化を実現する当社のビジョンです。 三菱造船では安心・安全な社会の実現に向けて、「海事産業の電化・デジタル化」「海洋開発利用の促進」「洋上体験の経験値向上」の3つに取り組んでいます。また、海の脱炭素化社会の実現に向けて、「船舶の脱炭素化」「再生可能エネルギー活用の拡大」「CCS/CCUS※1の推進」の3つに取り組んでいます。今回は、最新の社会情勢と三菱造船の持つ技術や製品開発の進捗を踏まえてアップデートしました。
さらに、Marine Future Streamのアップデートにあわせてパンフレットのデザインを刷新しました。広大な海に浮かぶ「1つの島」を三菱造船に見立て、その島の周辺に事業領域を表現することをコンセプトとしており、造船事業とエンジニアリング事業の両輪で現在から未来にかけて多彩な製品やサービスを提供することにより、海事産業の更なる発展に貢献するという強い決意を表しています。
三菱重工グループはエナジートランジションの事業強化に戦略的に取り組んでいます。その一翼を担う三菱造船は、船舶・海洋の分野から目指す成長戦略「Marine Future Stream」を掲げており、海事産業を基軸に幅広いパートナーシップと異分野の技術を融合して「安心・安全な社会」と「海の脱炭素化社会」の実現に取り組んでいます。海事産業の顧客やパートナーと共にビジョンを描き、その実現に向けて製品、技術およびサービスの開発、提供に取り組むことで産業界の課題解決に貢献していきます。
最新のMarine Future Streamは下記リンクからご覧ください。
URL:https://www.mhi.com/jp/group/mhimsb/media/MFS2025J.pdf
※1 CCS(Carbon Capture and Storage)とは、CO2を分離・回収し、貯留する技術のことです。CCUS(Carbon Capture, Utilization and Storage)とは、CO2を分離・回収し、貯留又は有効利用する技術のことです。