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新聞用オフセット輪転機「DIAMONDSPIRIT」を2セット受注
山形新聞社殿から新制作センター向けに

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当社は、株式会社山形新聞社殿(本社:山形市)から新聞用オフセット輪転機「DIAMONDSPIRIT(ダイヤモンドスピリット)」を2セット受注しました。山形県天童市に建設予定の新制作センターに設置されるもので、2020年春の稼働を予定しています。

ダイヤモンドスピリットは、従来2頁周長だった版胴を1頁周長へ小径化することで、版胴に装着する刷版の使用量を半減させることができると同時に、省電力化や省スペース化を実現した省エネ型輪転機です。

山形新聞社殿は1876年(明治9年)9月、3県統合により現在と同じ県域を持つ山形県が誕生した翌月の創刊で、昨年創刊140周年を迎えられました。現在「山形新聞」(朝刊)を約20万部発行されています。同新聞社殿は1979年、多色刷りのオフセット輪転機を導入され国内で初めてカラー印刷新聞の連日発行に踏み切るなど、技術革新にも積極的に取り組んで来られました。新制作センターでは、最新の輪転機導入により紙面の品質をさらに高めていかれます。

今回の受注は、機種選定において40セットを超えるダイヤモンドスピリットの納入・稼働実績を通じて実証された安定した稼働状況、高い印刷品質、低いランニングコストに加え、冬場の結露対策をはじめとする個別条件に合わせた技術提案などが評価されたことによるものです。併せて、仙台市に設置しているサービス拠点を通じた当社の安心サポート体制にも期待が寄せられています。

当社は、今回の受注を弾みとして、きめ細かい提案型営業に一層力を注ぎ、国内外の新聞用オフセット輪転機市場で多様な顧客ニーズを掘り起こし、新聞印刷現場における紙面品質や生産性の向上に貢献していきます。

【新聞用オフセット輪転機「DIAMONDSPIRIT」】