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JOB_07

建設・保全

ポンプや発電機等の試運転を実施。
工事の最終工程を担い、性能を担保する。
藤野 匠
TAKUMI FUJINO
建設・保全工事部
試運転課 試運転1チーム
2011年入社
電気工学科卒
TAKUMI FUJINO

三菱重工に入社を決めた理由は?

高専在学中に参加した長崎造船所でのインターンシップを通じて、造船だけでなく火力・原子力・インフラ・防衛・宇宙等の幅広い製品を扱っていることを知り、三菱重工業の事業規模の大きさに驚き、興味をもちました。また、地域と良好な関係を築き、地元に根差した企業であると感じ、地域社会とのつながりも大事にしつつ、日本の産業を支える事業規模の大きい企業であることに魅力を感じ、入社を決めました。

現在の仕事内容を教えて!

自分が所属している試運転課は、三菱重工業の工事部門が設置・取付けを実施したポンプや配管、発電機等の性能が満足することを確かめながら、設計の意図通り機能するよう、プラントに魂を吹き込む仕事です。現在は、BWR(元々MHIが関連していない型式の原子炉)の特定重大事故等対処施設(2011年の震災以降制定された国の規制により設置が要求された施設)の工事試運転計画を実施しており、2025年12月から現地出張の予定です。工事工程では最終ランナーとなるためプレッシャーはありますが、完了した時は確かな達成感があります。

高専での経験はどこに活きている?

高専ではものづくりに関連する知識を広く学べたと思っており、入社後に配属先で初めて聞く専門用語も多々ありましたが、想像よりも抵抗感なく、知識を吸収できたと感じています。また、高専時代の作業実習は、実際に機器を操作し、計器などを使うこともあり、試運転課の現場作業に通じるものがありました。専門的な知識と現場の動きを、早くに身に付けることができたのは高専の5年間のおかげと感じています。

印象に残っている仕事を教えて!

四国電力伊方発電所の特定重大事故等対処施設工事での、非常用発電機関連の試運転が一番印象に残っています。自分として未経験の電源設備(非常用ディーゼル発電機)の試験工程を守るために、設計部門・客先を含めた各種調整にて工程を遅らせることなく完遂できた経験は自身の成長と大きな自信につながりました。また、初めての現場であり当初は戸惑いもありましたが、調整作業や試運転を進めていくうちに直接自分に質問や依頼事項が来るようになったことは、自分の準備や作業が認められたと感じることができ、非常に嬉しく感じました。

入社して良かったことは?

福利厚生がしっかりしていること。家賃補助等もあり、社員一人ひとりが働きやすい環境を整備してくれているため、勤めていて安心感があります。また、体文行(従業員の健康促進やコミュニケーション活性化を目的とした活動)で、社外の人も参加できる「神船フェス」では各部門で出店をしたり、芸人さんを呼んだり、社内外関係なくみんなが楽しめる行事が毎年実施されています。業務だけでなく、これら活動にも力を入れているのは良いところと感じています。

PRIVATE

3歳と1歳の子どもの父親です。まだ幼いためできることは限られますが、休日は公園で一緒に遊んだりしています。最近は家の近くの水族館に行きイルカショーを楽しみました。また、家族で旅行に行くことが楽しみで、旅行先で見せる子どもたちの笑顔や元気な姿に癒されています。

ONE DAY SCHEDULE

事業所

8:30
出社・ラジオ体操・朝礼

体操後はメールを確認し、1日の業務内容を整理します。

9:30
試運転要領書作成

設計資料集め、前回実績を調べます。

12:00
お昼休憩
13:00
ラジオ体操
13:30
打ち合わせ・確認会

試運転作業について、設計課・工事課に確認・作業調整を行います。

15:00
試運転要領書作成

設計資料集め、前回実績を調べます。

17:30
終業

現地

8:30
出社、ラジオ体操、朝礼、TBM

今日の試験の共有と作業の注意点を周知します。

9:00
試運転準備

現場確認、計器取付け、系統ラインナップ等を準備します。

12:00
お昼休憩
13:00
現場へ移動
13:30
試運転作業

動作確認、ポンプ起動試験、性能確認試験等を行います。

16:30
試運転記録まとめ、翌日の試験準備
17:30
終業