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春の気配がすぐそこに

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ようこそ、RRM社長の小部屋へ

六ヶ所再処理メンテナンスサービス(株)(RRM)取締役社長の金川です。

今年の冬は、青森県では災害級の大雪となりました。ここ六ヶ所村も例外ではなくて、いつもより湿った重たい雪が1mを超えて積もるときもありました。この大雪で被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。また除排雪はじめ社会インフラを懸命に支えてくださっている皆様には感謝しています。立春を過ぎてからは暖かい日と寒い日を繰り返すようになり、少しずつですが春の気配を感じられるようになってきました。

私にとって今年最初の春のニュースは、伊豆で早咲きの河津桜が満開と報じられたことでした。青森県ではまだ雪景色の最中で、ピンク色の満開の桜の映像をみて、日本は南北に長いのだと改めて実感したものです。早咲きの桜と言えば、沖縄県では1月に咲く桜があるとか。さすがは南国、国内にはいろいろな桜の種類がありますがその代表格はやはりソメイヨシノでしょうか。気象庁が発表する桜前線もソメイヨシノの開花が基準になっていますよね。ただ、同じソメイヨシノでも青森県はじめ北側の桜と関東より西側の桜では開花してから満開になるまでの期間が違うようです。私の実家がある関西では開花から満開まで1週間から10日ほどかかるのに比べて、青森県では数日で一気に満開になります。長い冬が明けるのを待ってましたとばかりに「春が来た!」と咲く青森の桜、私個人的には結構好きです。

 桜の開花は鹿児島や高知とほぼ同時に東京でも開花するのが当たり前になっています。九州から関東までは最初の開花から1~2週間で各地に広がりますが、関東以北ではその足取りはゆっくりになるようで、青森まで北上するのに約1か月ほどかかります。どうやら、桜前線の進む速度は関東の西側か北側かで違うようです。諸説ありますが、桜前線の進む速度は、九州から関東までは1日で約45㎞、時速1.8㎞で、関東から北側になると1日約20㎞、時速0.8㎞と計算されるそう。時速0.8㎞は赤ちゃんのハイハイくらいの速度とか。3月末に東京を出発した桜前線が赤ちゃんのハイハイの速度で1か月かけて青森に来てくれると考えると、なんだかほんわかした心持ちと同時に「春よ来い!」と応援したい気持ちになりました。

最近は桜の開花が早まっているように感じます。全国的に有名な弘前城の桜まつりも例年ならゴールデンウイークに開催されますが、最近は1週間ほど早く開催されるようになりました。開花時期は冬の気温との関係があるわけですが、それを一概に地球温暖化の影響と決めつけることはいささか乱暴と思う人もいると思います。ですが、その影響がないというのも言い切れないと私は思います。

冒頭に書いたとおり最近青森では湿って重い雪がたくさん降ります。これは日本海の海水温が上昇しているためとか。冬の気候、春の気候はじめ、いろいろなところに気候変動の兆候を見ることが多くなりました。気候変動の要因には様々な議論がありますが、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)で示された学術データは、産業革命以降の人類の営みが影響していることを示す客観的な証左として多くの専門家から支持されています。

私たちRRMは三菱重工グループの六ヶ所地区の拠点として、原燃サイクルの実現と安定操業を支援し、原子力エネルギーの安定供給を通して気候変動の影響緩和に貢献してまいります。

今回は春の気配というところから桜の開花にまつわるお話ということで、最後までお付き合い頂きありがとうございました。

またこのウェブサイトでお会いしましょう。

2026年3月10日

六ヶ所再処理メンテナンスサービス株式会社

取締役社長 金川 昭宏