社長のご挨拶

当社は、三菱重工業(株)全額出資のグループ会社として2001年(平成13年)7月、青森県六ヶ所村に設立されました。日本原燃株式会社殿の再処理工場をはじめとする原子燃料サイクル施設において三菱重工業(株)が担当した設備を中心に、設計・製作、据付工事、点検保守等の業務を行っています。
原子力発電は我が国の重要なベースロード電源であり、また、発電時に二酸化炭素を排出しない地球温暖化防止の観点で優れた発電方法でもあります。その使用済み燃料を受け入れる原子燃料サイクル施設は原子力発電所の運転に必要不可欠な施設です。また、原子燃料サイクルを確立することはウラン資源の有効活用と高レベル廃棄物の低減を可能にして、結果として、我が国の電気エネルギーの長期安定供給と地球環境の保護につながるものと考えています。
当社は六ヶ所村における三菱重工グループの拠点であることに誇りを持ち、原子燃料サイクル設備の設計・建設・試運転の各段階で培ってきた技術と経験を最大限に生かし、地元に根ざしてお客様に信頼される企業として、原子燃料サイクルの確立に貢献していく所存です。