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新機種MET37MBをリリース

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三菱重工マリンマシナリは、この度MET37MB過給機を追加、MET-MBシリーズの新たなラインナップに加えました。

MET37MBはMET33MBとMET42MBの中間に位置する風量をカバーし、エンジンの要求に対して、よりきめ細やかに応えることが可能となります。

MET37MBは2ストローク機関の3つのブランドである株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG), MAN Diesel & Turbo SE (MDT)およびWinterthur Gas & Diesel Ltd. (WinGD)向け過給機として認められ、主に下記機関に搭載が可能です。

J-ENG 6UEC33LSE-C2, 6UEC35LSE-Eco-B2, 7UEC33LSE-C2, 7UEC35LSE-Eco-B2
MDT 5G40ME-C9.5, 6G40ME-C9.5, 5S40ME-B9.5, 7S30ME-B9.5, 8S30ME-B9.5, 5S35ME-B9.5, 6S35ME-B9.5, 7S35ME-B9
WinGD 5X35-B, 6X35-B, 7X35-B, 5X40-B, 6X40-B, 7X40-B

MET37MB初号機はChina Shipbuilding Industry Corporation Diesel Engine Co., Ltd. (CSE)が製造する6UEC33LSE-C2向けとして2017年11月に出荷致しました。

MET-MB過給機は2008年に開発してからMET33/37/42/48/53/60/66/71/83/90MBと現在10型式が市場に投入され、軸流タービン過給機としては他に類を見ない幅広いラインナップで多様なエンジンのニーズに対応可能となりました。

MET過給機は、2ストローク機関向けにおいて世界トップクラスのシェアを有しており、メンテナンス性の良さから、船主及び運行管理会社より非常に高い評価を得ています。今回のMET37MBの市場投入により、船主、造船所及びエンジンビルダの求める高い要求にさらに応えて参ります。