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LNG船向けアフターサービスメニュー拡充

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三菱重工マリンマシナリは、LNG船に搭載された当社納入機器の延命化のために新たなサービスメニューを拡充して提供を開始しました。
メンテナンスメニューの一部を以下に紹介します。 LNG船は老朽化に伴い、通常のメンテナンスだけでは各機器の十分な保全が難しい状況が出てくるケースがあります。
当社は今回紹介するメニューの他にもサービスメニューを拡充・提供しており、LNG船の延命化ニーズに対応していきます。
ご要望がありましたら、サービス営業窓口([email protected])にご連絡ください。

Ahead Nozzle Valve リフレッシュ工事

主機タービンのAhead Nozzle Valve蓋のシート面及び締付ボルトナットは長年の運航及び点検作業に伴い、経年変形している事例が散見されます。
実際に、ある就航船では蒸気漏れが発生しました。
これまでの点検の経験から、就航後15年を目安にシート面の補修、締付ボルトナット交換および座金の追加を推奨しております。
安全運航のためにも、ぜひご検討ください。
 

フレキシブルカップリング摩耗量診断

主機タービンのトルクを減速機に伝達するフレキシブルカップリング(ギアカップリング)は、運転によりギア歯面の摩耗が発生します。船齢10年以上船を対象として、ドック期間中に特殊計測器を用いて摩耗量を監視し、健全性の判定を行います。
さらなる安全運航のためにも、せひご検討ください。