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水素燃料エンジン向けにMET過給機を初納入

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三菱重工マリンマシナリは、2025年9月に株式会社ジャパンエンジンコーポレーション(J-ENG)の大型低速 2ストローク水素燃料エンジン「6UEC35LSGH」に搭載されるMET33MBを納入しました。
本エンジンはJ-ENGにて2026年に試験運転を実施の上、尾道造船株式会社で建造される水素燃料実証船向けに2027年に納入予定です。
本船の実証運航は2028年度より開始される計画です。 国際海運分野における温室効果ガス(GHG)の削減は重要な課題であり、その中でも水素は二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料として注目されています。 水素を燃料とするエンジンの実用化は、カーボンニュートラル社会の実現に向けた重要な一歩となります。
当社は、過給機メーカとして環境に配慮した最適なソリューションをお客様に提供し、今後もカーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献していきます。

                                                                水素燃料エンジン向けMET33MB過給機