News

三菱重工マリンマシナリ 「エンジン低負荷運転時の
エネルギー効率化プロジェクト」の推進を
マースクゼロカーボンシッピング研究所と合意

Print

◆ 減速運転する船舶の燃料節減と温室効果ガス削減に寄与
 

POSIDONIA 2026で行われた共同プロジェクト調印式

三菱重工マリンマシナリ株式会社(以下、MHI-MME)と「マースクゼロカーボンシッピング研究所(Fonden Mærsk Mc-Kinney Møller Center for Zero Carbon Shipping)」(※1)は、『エンジン低負荷運転時のエネルギー効率化(Efficient Operation of Ships – Turbocharger Retrofit Initiatives for Partial Load of Engine)プロジェクト』(以下、EOS TRIPLE)を推進する共同プロジェクトに合意しました。

EOS TRIPLEは、就航船の主機エンジンの効率改善に焦点を当てています。
通常の運航では、エンジンを新造計画時に想定した常用負荷で運転することは少なく、多くの場合、部分負荷で運転されています。
EOS TRIPLEは過給機の仕様やエンジンの調整によって、この部分負荷領域における燃料消費率を改善し、実際の運用条件や運転プロファイルに合わせた最適なエンジン運転を実現する技術です。

本プロジェクトでは、現状導入の障壁となっているルールの簡素化や認証制度の見直し、更にはリスクやベネフィット分配を明確化し、これらのエネルギー効率化技術の普及を目指します。

MHI-MMEは技術的ノウハウとエンジニアリング専門知識を提供し、就航船搭載エンジンの効率改善を支援するとともに、その改善効果を定量化するためのパイロットプロジェクトを進めていく予定です。

(※1)マースクゼロカーボンシッピング研究所 (The Mærsk Mc-Kinney Møller Center for Zero Carbon Shipping):
   A.P.モラー・マースクグループの提唱により設立された海事産業の脱炭素化を促進するための非営利目的の調査研究機関