当社グループ原子燃料事業の再編に関するお知らせ

三菱重工業株式会社

当社は、2022年11月21日、当社子会社である三菱原子燃料株式会社が運営する原子燃料事業のうち、燃料加工事業(製造機能)を新たに設立する新会社(MHI原子燃料株式会社)に吸収分割により承継させ、残存する三菱原子燃料株式会社を当社に吸収合併することを決定しましたのでお知らせいたします。

  1. 再編(合併)の目的
    三菱重工グループとして原子燃料事業をより安定的に継続するとともに、営業及び燃料/炉心/プラント設計部門を当社に集約し、一体運営を強化することにより、今後の燃料・プラント運用高度化や安全性向上に向けた新技術開発などを強力に推進すべく、原子燃料事業運営体制の見直しを行う。
  2. 吸収合併の要旨
    (1)合併の日程
    吸収合併の方針に係る意思決定日 2022年11月21日
    合併契約締結日 2022年12月1日(予定)
    合併効力発生日 2023年3月15日(予定)
    ※1 本合併は、当社においては会社法第796条第2項に定める簡易合併の要件を満たし、三菱原子燃料株式会社においては、会社法第784条第1項に定める略式合併の要件を満たすため、いずれも株主総会の承認を得ることなく行うものです。
    ※2 本合併に先んじて、当社はFramatome SASが保有する三菱原子燃料株式会社の全株式(5%)の買取りを行う予定です。そのため、本合併は完全子会社の吸収合併です。

    (2)合併の方式
    当社を存続会社とする吸収合併方式で、三菱原子燃料株式会社は解散します。
    (燃料加工事業はMHI原子燃料株式会社に吸収分割により承継されます。)

    (3)合併に係る割当ての内容
    当社の完全子会社との合併であるため、本合併による新株の発行、資本金の増加および合併交付金、その他一切の対価の支払はありません。

    (4)消滅会社の新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱い
    該当事項はありません。
  3. 合併当事会社の概要
    吸収合併存続会社 吸収合併消滅会社
    (1) 名称 三菱重工業株式会社 三菱原子燃料株式会社
    (2) 所在地 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 茨城県那珂郡東海村大字舟石川622番地1
    (3) 代表者の役職・氏名 泉澤 清次 大和矢 秀成
    (4) 事業内容 エナジー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙、その他事業に係る製造等 原子炉用核燃料及び関連製品の設計、製造、調達、販売及び輸送
    (5) 資本金 265,608百万円 12,000百万円
    (6) 設立年月日 1950年1月11日 1971年12月1日
    (7) 発行済株式数 337,364,781株 9,416,640 株
    (8) 決算期 3月31日 3月31日
    (9) 大株主及び持株比率 日本マスタートラスト信託銀行(株)信託口 15.61% 三菱重工業㈱ 95.0%
    株式会社日本カストディ銀行信託口 5.06%
    明治安田生命保険(相) 2.37% Framatome SAS 5.0%
    野村信託銀行(株)退職給付信託三菱UFJ銀行口 1.93%
    三菱重工持株会 1.83%
    (10) 直前事業年度の財務状態及び経営成績(単体)
    純資産 990,734百万円 △5,330百万円
    総資産 3,117,179百万円 40,873百万円
    1株当たり
    純資産
    2,949.22円 4,340.52円
    売上高 1,233,413百万円 5,193百万円
    経常利益 84,020百万円 △806百万円
    当期純利益 112,742百万円 △6,376百万円
    1株当たり
    当期純利益
    335.85円 △677.17円
  4. 合併後の状況
    本合併による名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金、決算期の変更はありません。
  5. 今後の見通し
    本合併による、当社業績への影響は連結、個別とも軽微です。

以 上