拠点ごとの実績と担当者インタビュー

細部までこだわるデザインを

より多くの方々から意見をヒアリングし、設計に反映して、様々なベクトルのバランスを意識しました。社員の方々はもちろん、お客様をお招きする施設ですからね。皆様にご満足頂ける最高の施設にするにはどうするべきか、何度も設計・デザインを繰り返しました。空間はもちろん、照明やサインなどの細かい部分までこだわったので、良い施設になったかと思います。

本部事業統括部　佐藤　裕子

ものづくりを“見せる”工場

お客様のご要望・本音をいかに理解し、どうすれば実現できるかを前向きに考え、ベストな提案をさせて頂いています。現場の状況は日々変わりますので、職人さんがより良い環境で仕事ができるように、いつも安全・品質・工程・コストについて考えています。責任も伴いますが大変やりがいのある仕事です。

中部建設統括部　筧　裕成

建物のコンセプトは“地域に開けた見せる工場”。来客を出迎えるエントランスは、最先端航空機工場に相応しいシャープなファサードを演出。工場内部も明るい配色を施し、先進的なデザインにしました。限られた空間の中で生産ラインを確保するため、意匠設計、構造設計、設備設計、施工の担当者が集まり、何度も議論を重ねて実現した素晴らしい工場だと思います。お客様の近くに寄り添えたことは、自分にとってかけがえのない財産です。

中部建設統括部　竹内　資雄

先達の想いを未来に

神戸造船所本館は築後80年に及ぶ歴史ある建造物。当時の建設手法を目の当たりにし、先達の技や苦労を想像して感銘を受けました。歴史に残るシンボルを残しつつ、耐震補強を行うことで、旧来のイメージを継承した重厚感のある外観に仕上がったかと思います。施行は振動・騒音を伴う主要工事を休日に、平日は低騒音工事のみを実施。厳密な工程管理のもと、お客様との共存を図りながら行いました。様々な厳しい条件の中で無事故・無災害・工期厳守で完工したことに、お客様から高い評価を頂けて、やってよかったと思いましたね。

近畿建設統括部　小椋　健二

夢があふれるショールームをかたちに

自分が選んだ車両が、タワー型パーキングから降りてきて、実際に試乗することができる。これを見たときに「カッコイイ！」と感動しました。まるで子供の頃遊んだミニカータワーのように、夢が溢れていたんです。今回はお客様も初めての試みということで、高級車に見合うよう、美しく、都会的なイメージを大切にしました。敷地は狭く国道に面しており、車両の通行が多くあるなかでの施工だったので、重機の配置や仮設計画などに苦労しました。建物が竣工した時もさることながら、実際に不具合も少なく使用されていることがなにより嬉しく感じています。

中四国建設統括部　中村　智治

地域の環境に貢献

外観は、長崎市のシンボルである海の玄関口をイメージし、「未来への航路を走る船」を表現したデザインとなっています。本事業は循環型社会形成の見本であり、地域住民の皆様に信頼される安心・安全な建設工事を目標に掲げました。地元の人材と資材の積極的活用により、地域の活性化に繋げることができたと思います。長崎市は三菱重工の企業城下町。地域住民の方々の期待度も注目度も違います。地域と一体となり、「良いものを提供しなければならない」というモチベーションが自分の中で強くなりましたね。

西日本建設統括部　本村　力