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MITSUBISHI Heavy Industries Recruiting Information
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インタビュー

KOUSUKE NAKAO
中尾紘輔

防衛・宇宙ドメイン
特殊機械部
技術品質保証グループ
[2003年入社]
工学研究科機械工学専攻修了

「海の安全保障を支える技術」は奥深く、
広い領域をもつ。

条件が異なる海中でも正確に航走制御する技術

 四方を海に囲まれた日本にとって、海上における防衛力の強化は重要な課題です。このため、三菱重工では水中航走体、いわゆる魚雷の開発を長年にわたって続け、必要な技術の蓄積と進歩に貢献してきました。
 私が主に担当しているのは、管制部と呼ばれる制御装置です。水中航走体の頭脳や感覚器官に相当する部分で、上位装置と連動しながら目標の探知や追尾を行うだけでなく、エンジンやモーターなどの推進部をコントロールして正しい方向に進ませるという大事な役目を果たします。コンピュータの載った基板とソフトウェアで構成されているという点では一般の電子機器と同じですが、正確な制御と絶対的な信頼性が求められる特殊機器ならではの技術やノウハウが詰まっており、エンジニアとして興味が尽きない製品ですね。
 例えば、先頭に付いているソナーは水中を伝播する音波を用いて探知を行いますが、海の中では少し場所が違うだけで全く条件が変わってきますので、事前に行ったシミュレーション通りの結果が出るとは限りません。ちょっとした水温の差によって音波の伝わり方が微妙に変化してしまいますから、実フィールド試験とシミュレーションを繰り返しながら、想定した海域では確実に制御できるようなシステムをつくりあげていきます。一つの製品を完成させるまでには先行研究の期間も含めれば10年近くかかることもあり、簡単にはいかない分、成し遂げたときにはエンジニアとして大きく成長したと実感できるのです。

膨大かつ最先端のソフトウェアをめぐる挑戦

 メカニズムの塊といった印象のある防衛機器ですが、現在では性能の多くの部分をソフトウェアによって実現しており、重要性はますます高まっています。私も最初はコンピュータの知識がそれほどあったわけではなかったのですが、仕事を続けているうちにシステムの専門家になってきました。ハードウェアと違い、自分のちょっとした工夫で大きな成果をあげられる感覚があり、挑戦のしがいがありますね。
 私は学生時代から安全保障問題に関心があり、自分の学んできたことをこの分野で活かせないかと考えて三菱重工に入りました。その段階では特殊機器全体を考えていたため今の仕事は想像できなかったのですが、担当してみると奥が深く、すっかり夢中になっています。水中航走体にもさまざまなタイプがあり、周辺機器も含めると必要とされる技術は膨大です。それだけに学生時代の専攻に関係なく活躍できる場所は絶対にありますから、興味のある人は、ぜひ志望してほしいと思います。

パーソナルデータ

小学1年生と2歳の2人の息子をもつ。現在トミカに夢中の上の子はメカニズムに興味があるようで、そんなところにもエンジニアとしての血を感じてしまうが、子供の将来を決めつける気はなく、「のびのび育ってくれればどんな道に進んでもいい」と考えている。

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