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MITSUBISHI Heavy Industries Recruiting Information
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キャリアインタビュー

MASAMI SUGIHARA
杉原理美

エンジニアリング本部
プロジェクトIT部
プラントITグループ
グループ長
[1998年入社]
理工学研究科精密工学専攻修了

仕事において前例がないということは、
チャンスがあるということ。

焼却炉の扉から大型クレーン、信号機まで

「とにかくいろいろな仕事をさせてもらえる会社です」
 働く場としての三菱重工について聞かれたとき、杉原理美はこんな言葉で語った。
「入社1年目ですぐにそう感じ、20年近く経った今も変わりありません」
 最初に配属されたのは一般廃棄物焼却施設の設計部門で、メインとなる焼却炉やボイラではなく、それを支えるあらゆる機器や設備の設計と手配を担当した。
「ごみ投入設備、灰出設備、給排水設備など多数の設備で構成されており、それらの大半を占める購入品の仕様のみならず適したメーカーを探すところから始めなければなりません。焼却炉の扉は臭気が漏れないように設計しなければならないし、ごみや灰を搬送する大型クレーンを正確に制御する必要があります。大学では精密機械工学を専攻したものの、見たことも聞いたこともない機器ばかりで、とにかく勉強、勉強の毎日でしたね」
 当時、発注した機器の中でも特殊だったのが信号機だという。
「ごみ収集車や灰搬出車が列をつくって構内を走るため、交通整理のための信号が必要だったのです。しかし、社内でも購入経験のある人がおらず、どこにどうやって依頼すればいいかを調査するところからでした」
 そんな苦労を続けながらも、5年ほど担当しているうちに別の角度からものづくりに携わりたいと思ったという。

ハードウェアからソフトウェアへ

 「部内の業務システムを開発するという立場で、多様なプラント、多数のプロジェクトのものづくりを支えたい」
 それまで大きな機械を相手に奮闘していたのに、次はソフトウェアが開発対象になる。
「もちろん、新たに身につけなければならないことはたくさんありましたが、業務システムを担当したおかげで『プラントはこうやって出来上がっていくんだ』と、プロジェクトの上流から下流まで分かるようになったのです。それまで一部の業務しか経験していなかっただけに、全てが勉強になりました」
 それは今まで歩いてきた道を、今度は空から眺めるような感覚だった。さらに業務について詳しくなることで、プロセス上の改善点などにも気づくようになってくる。杉原はすぐに新しい仕事に夢中になっていった。
 そんな彼女のもとに一本の電話が入ったのは、業務システム開発を始めて3年ほど経ったときのことだった。
「前に仕事でお世話になった先輩からでした。いきなり『暇か?』と聞いてくるので『そんなことはないです』と答えたのに、『上司の許可はとったからこっちの仕事も手伝ってくれ』と一方的に言われました」
 香港に駐在している先輩に依頼されたのは、海外プロジェクトのアシスタントマネージャーの仕事だった。
「マカオに廃棄物焼却施設をつくることになり、スケジュールやコストの管理をサポートするメンバーが必要だったのです。私は機器についてもプロジェクト全般についても知識があったので適任だと思ったのでしょう。そうして私は業務システム開発との二足のわらじを履くことになりました」

“二足のわらじ” で経験を最大限に活かす

 ところが入社10年目、彼女は全く畑違いの分野に移ることになる。
「廃棄物処理装置の事業が関連会社に分割承継されることになったのです。その後、私に与えられた次のフィールドは火力発電でした」
 部内の業務システム開発という仕事は同じでありながら、火力発電事業を担当している複数拠点の業務プロセスを統一するという流れの中で、ロジスティクスのシステム統合や全社調達システムの構築といった大規模プロジェクトの取りまとめを任されていくようになる。
「いくつかのプロジェクトリーダーを任されるうちに、いろいろな文化を持ったプロジェクトメンバーの思いを一つにまとめて全員でゴールを目指していくことにやりがいを感じるようになりました」
 そして2015年には化学プラントにおける情報通信システム開発のグループ長に就任し、海外のプラント建設に従事する方々のIT環境整備というジャンルが加わることになる。
「廃棄物処理設備の設計を担当しているときに国内外の建設現地を経験したことがとても役に立っています。でも、技術的なことはグループのメンバーの方が詳しいので、みんなが心地よく働ける環境を整えるのが私の仕事です」
 しかし、管理職になったからといって、彼女がじっとしているわけではない。「エネルギー・環境ドメインでワークスタイルを変革する活動を立ち上げ、私がそのプロジェクトのチームリーダーを務めることになりました。結局、今でも二足のわらじをはき続けているということですね」
 しかし、そんなところこそが三菱重工の魅力だと杉原は語る。
「私はいろいろなことを経験したいタイプなので、これまでの会社人生は最高に面白かったですね。今まで3つの事業に携わってきましたが、事業や業務内容が異なっても過去の経験が役に立つことばかりでした。これからもどんどん新しい仕事に出会っていきたいし、それを考えるとわくわくしてきます」

CAREER PATH

1998
入社後、横浜製作所環境装置技術部装置設計課に配属され、一般廃棄物焼却施設の各種設備・機器の設計と手配を担当する。
2003
横浜製作所環境ソリューション技術部業務・システムグループに異動。部内の業務システムの開発を手掛ける。
2007
業務システムの開発チームで主任になる。並行して海外における廃棄物焼却施設建設プロジェクトのアシスタントマネージャーを務める。
2008
原動機事業本部業務プロセス開発部システム統合推進課に異動。ロジスティクス関連システム統一や、全社調達システム開発などの取りまとめを担当する。
2012
エンジニアリング本部プロジェクトIT部電力ITグループ主任に。海外拠点向けEPC関連ITツールの整備を担当する。
2014
三菱日立パワーシステムズ株式会社(MHPS)経営総括部エンジニアリングIT部に転籍し、基幹システム統合プロジェクトの経理チームリーダーを務める。
2015
エネルギー・環境ドメイン経営管理総括部プロジェクトIT部化学プラントITグループ長に就任。ドメインのワークスタイル変革プロジェクトのリーダーも兼務する。

パーソナルデータ

武芸の一つとして古くから伝わる日本泳法を中学生のころからたしなんでおり、社会人になった今も毎年夏には海で中学生に水泳を指導している。数日間の合宿で20~30人の生徒と速泳完泳を目指すことを通じ、切磋琢磨しながらチームをまとめることの醍醐味に気付いた。