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CSR活動ニュース5月号

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今月号では、東日本大震災に関わる募金活動・マッチンギフトと、社内CSR研修、本社・事業所のCSR活動についてご紹介します。

1.東日本大震災に対する募金活動とマッチングギフト

3月11日の震災直後から、全社的に被災者への支援の声が広がり、各拠点においてさまざまな活動が展開されています。このうち労働組合とも協力して行った募金活動では、全社で4,500万円もの義援金が集まり、日本赤十字社などに寄贈されました。
この結果を受け、会社も社員の皆さんの善意に賛同して、募金との合計で総額1億円となるよう5,500万円をマッチングとして拠出し、震災により経済と精神面で影響を受けた子どもたちの救済活動を行う「あしなが育英会」と、被災地の学習環境の復旧を支援する「日本ユネスコ協会連盟」に寄付することになりました。
一部を除き募金活動は収束しますが、今後も社として復興を支援していく方針です。既に名古屋航空宇宙システム製作所では有志による支援チームが立ち上がり、様々なボランティア活動を検討し始めています。

横浜ビル玄関で募金を呼びかけ工場構内で募金活動を実施

(写真左:横浜ビル玄関で募金を呼びかけ/右:工場構内で募金活動を実施)

 

2.新入社員導入教育の一環としてCSR研修を実施

先月、新入社員に高いCSRマインドを持って会社生活をスタートしていただくため、各事業所や事業本部でCSR研修を実施しました。
本社では、品川ビル配属者を対象に研修を行い、ビデオ教材などを利用してCSRの概要を説明したあと、「ステークホルダーが会社に期待すること」をテーマにしたグループワークに入り、「顧客」の他、「グローバル社会」や「地域住民」の視点から重工社員としてどう期待に応えていくべきか闊達な議論が交わされました。
当社ではこの新入社員向け研修のほか、各事業所若手・中堅社員を対象としたCSR研修も毎年継続実施し、幅広い社員層へのCSR意識の浸透を図っています。

神戸造船所では約180名が受講グループワークで討論(本社)

(写真左:神戸造船所では約180名が受講/右:グループワークで討論(本社))

 

3.本社・横浜製作所の緑化関連活動で専門NPOと協働

本社では平成21年より、東京都「海の森」プロジェクトに苗木育成ボランティアとして参画し、ビル内各部門の職場で苗木を育てています。去る3月、NPO法人「樹木・環境ネットワーク協会」から専門家を招き、この苗木についての講習と集中メンテナンス作業を行いました。育成開始から1年9ヶ月の間に生じた様々な問題を専門家の指導を受け解決する貴重な機会となりました。
また同じく3月、同NPOの専門家に横浜製作所の三菱「風車の見える丘公園」を視察いただき、公園や工場の特徴を活かした体験プログラムの構築等のアドバイスをいただきました。
当社CSR活動においては、各分野を専門とする様々なNPO法人等のアドバイスをいただいており、こうした協働による活動をこれからも推進していきます。

専門家によるメンテナンス指導

(写真:専門家によるメンテナンス指導)

 


Tags: CSR,アジア,コーポーレート
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