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CSR活動ニュース4月号

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今月号では、東北・関東大震災に関わる当社の被災地支援と、事業所CSR活動、「フォーラム35」活動についてご紹介します。

1. 東北・関東大震災 当社の被災地支援について

3月11日に発生した東北・関東大震災に関しては、被災者の方々の救援や、一日も早い被災地復興のため、三菱重工グループとして出来る限りの支援に取り組んでいます。まずは被災された地域の電力等インフラの復旧のため、技術者の派遣や物的支援などを開始した他、当社グループによる義援金として、5億円相当の拠出を決定しました。また、各事業所の備蓄品を被災されたお客様に提供している他、被災地への物品提供にも協力しております。
その一例として、愛知県医師会の要請に応じ、3月19日、名古屋航空宇宙システム製作所の社有ジェット機を利用して医薬品約500キログラムを福島県いわき市に送りました。大宮社長が「被災地のために社有機を役立てて欲しい」と日本医師会に申し出て、愛知県医師会がわずか1日足らずで大量の医薬品を調達して実現したものです。社有機は、被害を受けた発電所に技術者や緊急部品を迅速に送り届ける役割も果たしています。
各拠点では、社員有志による募金活動も行われ、日本赤十字社をはじめ窓口団体にお届けし、復興に役立てていただくことになります。当社グループは、各方面からのニーズを踏まえ今後も出来る限りの支援を行っていきます。

社有機への物資の積込み作業  握手を交わす愛知県医師会 妹尾会長と当社パイロット

(写真左:社有機への物資の積込み作業/右:握手を交わす愛知県医師会 妹尾会長と当社パイロット)

 

2. フォーラム35交流会・社長懇談会実施

3月10日、35歳世代社員が自由な議論を交わす「フォーラム35」の本社と横浜製作所メンバー計14名による交流会が行われ、「職場のコミュニケーション」をテーマに闊達な意見交換を行いました。引き続き大宮社長との懇談会を開催し、両所の活動内容に関連して、社長よりご自身の経験に基づく「今後の組織のあり方」等のコメントをいただきました。最後に懇親会が行われ、副社長及び担当常務も参加し、メンバーとの交流が図られました。
本社と横浜製作所の今期の活動は今回をもって終了するため、来年度はそれぞれ新たなメンバーによる活動を開始する予定です。

懇談会の様子  参加メンバー 

(写真左:懇談会の様子/右:参加メンバー)

 

3. 横浜製作所 ノーカー運動参加者数に応じてWFPに寄附

横浜製作所では、10月から12月にかけて「ノーカー運動」を実施し、延べ2,115名が参加しました。社員一人ひとりによる地球環境保全の取り組みに加え、会社としてWFP国連世界食糧計画(※)にノーカー運動参加者数1人当たり100円、合計211,500円を寄付致しました。寄付金は、フィリピンでの植林事業(食糧支援を通じた環境保全活動)に使用される予定です。
(※)飢餓と貧困の撲滅を使命とする国連の食糧支援機関

    このほか、全社エコ通勤活動としては、長崎造船所、神戸造船所にて合計1万人を超す社員が参加するノーカー運動、その他9事業所においては約900名が参加するエコドライブ講習などを実施中。

国連WFP協会井村事業・広報統括ゼネラルマネージャー(右)への目録贈呈

(写真:国連WFP協会井村事業・広報統括ゼネラルマネージャー(右)への目録贈呈)

 

4. 高砂製作所 第8回チャリティ・コンサート開催

高砂製作所では、2月27日、「三菱重工チャリティ・コンサート」を兵庫県・高砂市文化会館にて開催しました。
今回で8回目を迎える本コンサートは、地域貢献活動の一環として毎年開催しているもので、ゴダイゴで数々の大ヒットを記録し、個人としてもマルチアーチストとして多方面で活躍されているタケカワユキヒデさんの歌声、クラシックの枠に縛られない幅広い音楽性を持ち合わせたヴァイオリニストである松本蘭さんの演奏を、観客は心ゆくまで楽しまれた様子でした。
また、今回は高砂市少年少女合唱団を地元代表ゲストとして迎え、舞台と観客席が一体となる場面もあるなど和やかな雰囲気のコンサートとなりました。
なお、本コンサートの収益金は、例年同様、全額高砂市善意銀行を通じ、福祉と文化事業に役立てていただくことになっています。

コンサートの様子

(写真:コンサートの様子)


Tags: CSR,アジア,コーポーレート
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