燃料被覆管材料および燃料集合体構成部品材料の開発・改良に関する研究

原子炉で使用する燃料集合体は、燃料被覆管、制御棒案内管や支持格子にジルコニウム合金、上下部ノズルにはステンレス鋼、一部の支持格子には二ッケル基合金が用いられ、高温高圧かつ高放射線環境下で使用されます。燃料被覆管は放射能を封じ込める防護壁としての役割の一翼も担うため、研究開発においては、種々の特殊試験装置を使用して、燃料集合体構成材料特有の特性データを取得し、設計・許認可等に役立てています。