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セグメント別ハイライト

2016年度の状況

エネルギー・環境

海外では、米国とメキシコで、世界最高水準の高効率運転を実現するJ形ガスタービンを受注したほか、インドネシアでは超々臨界圧火力発電プラント向け設備を受注しました。また、国内でも、福島県のいわき市と双葉郡で世界最新鋭の石炭ガス化複合発電設備を受注しましたが、前年度に海外大型案件の成約があった化学プラントやGTCCの減少等により、連結受注高は、前年度を下回る1兆6,887億円となりました。連結売上高は、火力発電システムの減少等により、前年度を下回る1兆4,704億円となり、営業利益は、円高の影響等もあり、前年度を下回る1,105億円となりました。

受注高/売上高/営業利益

交通・輸送

交通システムで新交通ゆりかもめ向け全自動無人運転車両を受注し、また、開発中のリージョナルジェット機MRJについては新たに20機を成約して累計成約機数を427機に伸ばしましたが、前年度に米国シェールガス革命を背景に複数のLNG船・LPG船を受注した商船や、大型案件を成約した交通システムの減少等により、連結受注高は、前年度を下回る4,151億円となりました。連結売上高は、交通システムが増加したものの、民間航空機等が減少したため、前年度を下回る5,153億円となりました。営業損益は、民間航空機の売上高の減少やMRJ開発費用の増加、円高の影響等により、前年度から悪化し、519億円の損失となりました。

受注高/売上高/営業利益

防衛・宇宙

宇宙関連事業では、H-ⅡAロケットによる準天頂衛星初号機「みちびき」の後継機の打上げ輸送サービスを受注したほか、H-ⅡBロケットによる国際宇宙ステーション補給機の打上げ輸送サービスを受注しました。また、防衛関連事業でも、能力向上型の地対空誘導弾ペトリオット「PAC-3 MSE」を受注したことなどにより、連結受注高は、前年度を上回る7,021億円となりました。連結売上高は、H-ⅡA/Bロケットの打上げが前年度の年間3機から4機に増えた宇宙関連事業が増加しましたが、飛しょう体等の減少により、前年度を下回る4,706億円となりました。営業利益は、足許の固締りにより、前年度を上回る279億円となりました。

受注高/売上高/営業利益

機械・設備システム

2015年度末にユニキャリアホールディングス(株)を当社グループに迎えて事業規模が拡大した物流機器のほか、自動車の燃費規制の強化を追い風にターボチャージャが増加したため、連結受注高は、前年度を上回る1兆4,643億円となりました。連結売上高は、物流機器やターボチャージャが増加したものの、設備投資停滞の影響を受けた製鉄機械やコンプレッサの減少等により、前年度並みの1兆4,380億円となりました。営業利益は、コンプレッサの売上高の減少等により、前年度を下回る725億円となりました。

受注高/売上高/営業利益

4ドメインでの構成比

総資産 2016年度末 54,819億円受注高 2016年度 42,756億円売上高 2016年度 39,140億円営業利益 2016年度 1,505億円

■エネルギー・環境 ■交通・輸送 ■防衛・宇宙 ■機械・設備システム ■その他、消去・共通

3ドメインでの構成比

2017年4月に再編受注高 2016年度 42,756億円売上高 2016年度 39,140億円営業利益 2016年度 1,505億円

■パワー ■インダストリー ■社会基盤 ■航空・防衛・宇宙 ■その他、消去・共通

パワードメイン

・火力発電プラント(三菱日立パワーシステムズ)

・三菱日立パワーシステムズ以外のターボマシナリー

航空エンジン、コンプレッサ

(注)航空エンジンは交通・輸送ドメインから、
コンプレッサは機械・設備システムドメインから移管

・原子力、再生可能エネルギー

GE、Siemensに対抗できるビジネスモデルを目指し、 ターボマシナリー事業全体のシナジーの追求とサービス事業の強化を図ります。

インダストリー&社会基盤ドメイン

・コア機械事業会社

フォークリフト/エンジン/ターボチャージャ
(三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングス)、
製鉄機械(Primetals Technologies)、冷熱、機械・機器

・エンジニアリング+関連機器事業

商船、化学プラント、環境システム、交通・都市システム

(注)商船、交通・都市システムは交通・輸送ドメインから、
化学プラントはエネルギー・環境ドメインから移管

(注)エンジニアリング本部をシェアードテクノロジー部門から移管

各種機械事業のポートフォリオ経営による収益拡大とグローバルニッチ製品の創出、エンジニアリング事業の統合・強化を図ります。

航空・防衛・宇宙ドメイン

・防衛・宇宙セグメント

防衛、宇宙

・民間機セグメント

Tier1

・MRJ事業(CEO直轄管理)

長期育成型事業として防衛・宇宙事業のシナジーと
成長性を追求するとともに、Tier1事業とMRJ事業の
建て直しに注力します。

(注)民間機セグメント、MRJ事業は交通・輸送ドメインから移管

ドメイン再編の狙い

グループシナジー発揮と民間航空機・商船事業の改革推進

2017年4月に4つの事業ドメインを3つに再編しました。当社は2013年から2014年にかけて、顧客や市場の属性に基づいて9つの事業本部から4つの事業ドメインへの集約・再編を行い、従来の縦割り事業運営を最小化させてグループシナジーの発揮を図ってきました。今回の新たな再編はこの目的を堅持しつつ、各ドメインが当社グループの成長に果たす役割と経営コンセプトを明確にすることを目的としており、とりわけ民間航空機事業および商船事業の抜本的改革を推進することを目的としています。

パワードメインとインダストリー&社会基盤ドメインは安定成長による持続的な収益貢献を期待し、ドメイン特性に応じた自律的経営を進めます。航空・防衛・宇宙ドメインはドメイン長を置かず、CEO直轄で育成基盤の早期形成と収益安定を迅速に推進します。