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重要な社会的課題の特定方針

社会的課題解決による企業価値の向上

近年、グローバル化の進展にともない、企業が進出先の国や地域の経済・環境・社会に与える影響が大きくなっています。そのため、環境問題をはじめとする地球規模で多様な社会的課題の解決について、政府だけではなく企業も考える必要性が高まっています。
グローバル展開を加速させている三菱重工グループにとって、これらの社会的課題に対して的確に対応することが事業存続の条件であり、持続的な価値創造を続けるための競争力の源泉であると考えています。
そのため、当社グループでは、社会的課題のうち優先して対応すべき重要課題を特定し、「製品・技術」と「事業プロセス全体での各種活動」を通じて、その解決に積極的に取り組んでいます。こうした取り組みにより、社会に与えるマイナスの影響を予防・削減するとともにプラスの影響を増大させることで、企業価値の向上を図っていきます。

グローバル社会 : 多様な社会的課題の解決

図:社会に与えるマイナスの影響を予防・削減し、プラスの影響を増大

三菱重工グループ ・三菱重工グループが優先して対応すべき重要課題を特定 • 対応方針の決定 ― 経営会議・CSR委員会 ― 第16回 CSR委員会

事業活動により社会的価値を創造し、持続可能な社会に貢献

CSRへの取り組みや詳細なESG(環境・社会・ガバナンス)データは、当社ウェブサイトをご覧ください。

当社のCSR・ESGに関する方針や戦略、各種取り組みなど、社会的責任投資の参考となるESGデータを掲載しています。2014年10月に内容を2013年度のものに更新する予定です。
http://www.mhi.co.jp/csr/index.html

重要課題に対するアプローチと特定プロセス

当社グループでは、「重要課題=社会および企業価値双方に重要な影響を与えうる課題(主にESGに関する課題)」と考え、各種国際基準やステークホルダーの意見といった社会の視点と、自社の視点の両面から分析を行い、社会的課題を起点とした重要課題の特定を進めています。

国際基準としては、ISO26000の「7つの中核主題(組織統治、人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行、消費者課題、コミュニティ参画・発展)」やグローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)「サステナビリティ・レポーティング・ガイドライン(第4版[G4])」などを主な参考としています。

ステークホルダーの意見としては、国内外の機関投資家との対話、お客さまからのサプライヤー調査、環境・社会・ガバナンス課題に関する有識者アンケート等から社会の声を取り入れています。

当社グループでは、2014年度中の完了を目標に、下記のステップで「重要課題」の特定を進めており、現在は課題候補を抽出・分析している段階です。

なお、重要課題の特定および対応方針の策定には、CSR担当役員(グループ戦略推進室長)を委員長、CFO、CAO/CRO、CTO、グローバル担当役員および人事・労政担当役員を委員とするCSR委員会で審議を行い、特に重要だと認められるものは経営会議にて審議を行い決定します。この決定を受け、コーポレート各部や各ドメインが各種施策を企画・推進し、社会的課題の解決に取り組んでいきます。

次ページ以降では、財務・非財務両方の視点で4つのドメインの事業概況と事例、研究開発、コーポレート・ガバナンス改革などの活動を紹介していきます。

  • STEP 1

    課題の把握

    ESG(環境・社会・ガバナンス)側面から重要と考えられる可能性がある課題を分析。
  • STEP 2

    課題の優先順位付け
    (社会、自社の立場での重要性分析)・
    重要課題の特定

    把握した課題を、社会的視点や事業への関連性等の両面から優先順位付けを行い、重要課題を特定。
  • STEP 3

    ステークホルダーおよび経営層による承認

    重要課題と影響範囲の特定プロセスについて、ステークホルダーの理解を得た上で、CSR委員会または経営会議の承認を得て確定。
  • STEP 4

    報告

    決定した「重要課題と特定プロセス」を統合レポートやウェブサイト等で報告。

図:重要課題に対するアプローチと特定プロセス