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社長インタビュー : Question 3

Q3「グローバル展開の加速(※戦略2)」の具体的な施策として、M&Aやアライアンスによる事業拡大を積極的に推進されています。この進捗について教えてください。

A3火力発電事業をはじめ、さまざまな分野でM&A・アライアンスが実現し、2012事業計画で掲げた事業規模拡大は達成可能な見通しです。

熾烈なグローバル競争を勝ち抜くためには、自社の事業基盤の強化だけでなく、他社と事業基盤を補完し合うことで、事業拡大のスピードアップを図ることが重要だと考えています。その代表的なものが、2014年2月に行った(株)日立製作所との火力発電システム事業の統合です。火力発電分野において、両社はともに幅広い製品ラインアップを持っていました。例えば、ガスタービンについては、三菱重工が高効率の大型機種を得意とする一方、日立は中小型機種が主力でした。また、地域的には、三菱重工が東南アジアや中東などで強みを持つ一方、日立は欧州やアフリカなどの市場で強みを発揮してきました。「優れた技術・製品によって社会に貢献する」という企業理念を共有する両社の火力発電システム事業を三菱日立パワーシステムズ(株)として統合することにより、技術力、エンジニアリング総合力、営業・サービス力等をいっそう高めて、電力の安定供給と環境問題の解決というお客さまと社会の期待に応えていきます。

そのほか、M&A・アライアンスの事例としては、デンマークのヴェスタス社(Vestas WindSystems A/S)と洋上風力発電事業の合弁会社を2014年4月に設立しました。洋上風力発電は、陸上風力発電に比べて立地条件に関する制約が少なく、強く安定した洋上の風況から陸上よりも多くの発電量が見込めるため、今後急速に普及していくと期待されています。新会社はこの成長分野で、両社の技術力を結集し、シナジー効果を発揮することで、世界市場においてトッププレイヤーになることを目指します。また2013年10月には、日本の商社、造船所などと共同で、ブラジルの大手造船会社であり、大型油田開発を加速させている国営石油公社ペトロブラス社と関係が深いエコビックス-エンジェビックス社(ECOVIX-Engevix Construções OceânicasS.A.)への資本参加も決定しました。ブラジルでは、ドリル船やFPSO(洋上浮体式生産・貯蔵・積出施設)をはじめとする各種船舶・海洋構造物の需要が増大しています。先進的な技術や運営ノウハウを提供することで、日本とブラジルの造船業の相互振興を図っていきます。

これらのM&A・アライアンスや既存事業の伸長により、売上高4兆円が視野に入るところまで「事業規模の拡大」が進んでまいりました。

2012年度以降に推進したM&A・アライアンスの代表事例
2012年 12月
  • プラット・アンド・ホイットニー・パワーシステムズ( Pratt & Whitney Power Systems) を買収
2013年 6月
  • (株)日立製作所と火力発電システム事業の統合で合意し、2014年2月に新会社設立
2013年 9月
  • デンマークのヴェスタス社と洋上風車の合弁会社設立で合意
2013年 10月
  • 日本の商社、造船所と共同で、ブラジルのエコビックス社に資本参加することで合意
2014年 5月
  • シーメンス社(Siemens AG)と製鉄機械事業の合弁会社設立で合意
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