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社長インタビュー : Question 2

Q2「2012事業計画」の目標である「事業規模の拡大」と「資本効率及び純利益水準の向上」を実現するための具体的な取り組みについてお聞かせください。

A2事業規模5兆円の高収益企業へと飛躍するため、5つの戦略を推進しています。

「2010事業計画」の推進を経て明確になった当社グループの課題は、長期間にわたって売上高3兆円前後の範囲で伸び悩む事業規模、そして、投下資本効率の低さと純利益の低迷にありました。グローバル化する社会の中で、欧米のメガプレイヤーと伍していくためには、事業規模の拡大と収益性の向上を、同時に実現する必要があります。この2つの目標を達成するため、「2012事業計画」では5つの戦略を掲げています。

そのひとつが、事業本部の集約・再編によるドメイン制への移行(※戦略1)です。製品系列や生産場所などの社内管理的な視点で編成されていた9つの事業本部を、市場・お客さま・コア技術・事業戦略の共通性という視点から、「エネルギー・環境」、「交通・輸送」、「防衛・宇宙」、「機械・設備システム」の4つに集約・再編しました。事業遂行部門を現状より大きな括りに再編することで、経営資源活用の自由度が広がり、成長分野に経営資源をタイムリーに投入することができるようになりました。また、これまでの事業本部の垣根を越えたシナジーが生まれ、総合力が発揮されて、いっそう幅広い市場ニーズに対応できるようになりました。さらには、事業本部ごとに重複していたさまざまな管理機能を集約することで、業務の質と効率の向上も期待できます。

戦略的事業評価によるポートフォリオマネジメント(※戦略3)も大きな成果を上げています。この制度は、約60の事業単位(SBU※)を収益性・財務健全性と事業の成長性の2つの側面から、「伸長・維持」、「変革」、「縮小・撤退」、「新規」の4つの事業ポジションに分類し、ポジション別に投下資本の戦略的配分を行うとともに要求リターンを設定するものです。この制度のもと、「伸長・維持」に位置づけられたSBUは、売上成長、利益成長を実現するとともに資本効率も高めて企業価値の向上に寄与し、「変革」に位置するSBUも資本効率の向上と営業利益の黒字化を達成するなど、順調な成果をあげています。

その他にも、「グローバル展開の加速」や「コーポレート改革・効率化」、「企業統治・業務執行における経営革新の継続」などの戦略を推進しており、いずれも順調に進捗しています。

※ SBU:Strategic Business Unit(戦略的事業評価制度における事業単位)

  • 図:2012事業計画の戦略 図:戦略的事業評価におけるポジショニング
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