四国支社にて環境保全活動の「里海ツアー」を開催しました

11月9日(土曜)、当社四国支社(高松市)は、三菱電機㈱四国支社ほか両社のグループ会社と合同で、環境保全への理解を深める活動として「里海ツアー」を開催しました。

王越里海づくり実行委員会より過疎化と高齢化問題の説明を受ける
王越里海づくり実行委員会より過疎化と高齢化問題の説明を受ける

この活動は、香川県環境森林部環境管理課と王越里海づくり実行委員会の協力により香川県坂出市王越地区にて行われたもので、天候に恵まれた当日は、社員とその家族44人が参加しました。
「里海」とは、里山の沿岸海域のことであり、今回は、「里」と「海」それぞれの環境問題などを体験的に学ぶ内容のツアーが行われました。
始めに、「里」での活動として、地元の猟師より、環境の変化によって山が荒れ、里に下りて来るイノシシが増えていることなどの説明を受け、農作物の被害の現状などを学びました。
午後は、海岸に移動し、浜辺に打ち上げられた貝殻や漂流物を収集や観察、分類を行う「ビーチコーミング」とよばれる活動を体験しました。
最後に行われた海岸の清掃活動では、「国際海岸クリーンアップ(ICC)」の手法でごみを分類。海ごみ問題を感じる経験となりました。参加者は、今回の身近な地域での活動を通じて、地球の環境問題について考える貴重な機会となりました。

三菱重工グループは、CSR行動指針「地球との絆」「社会との絆」に基づき、今後も地域に密着した社会貢献活動を行っていきます。

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猟師が仕掛けたイノシシの罠を見学
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磯で拾った貝をチャートと照らし合わせて調査
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拾ったごみを「国際海岸クリーンアップ」の手法で分類
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ガイドの説明で海ごみへの理解を深める参加者
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