2018年度「教員の民間企業研修」を実施しました

8月22日(水曜)から24日(金曜)の3日間、一般財団法人経済広報センターが主催する「教員の民間企業研修」の一環で、町田市の小学校に勤務する教員の皆さん9名が来社されました。「教員の民間企業研修」は、学校の夏休み期間中等に小・中・高等学校の教員が民間企業で研修を受けるプログラムです。

1日目は品川本社にて、広報部の各種業務を中心とした企業活動について紹介しました。2Fにあるショールーム「M's Square(エムズスクエア)」で当社グループの製品・技術について見学いただいた後、公立学校のブランディングに関するワークショップを行い、社会の視点から学校について議論しました。また、午後には企業の人材育成や企業経営に関する講義を行い、企業活動について理解を深めていただきました。続く2日目は、相模原製作所にある三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社(社長:花沢芳之、本社:神奈川県相模原市)の工場にて、社員の安全を第一に考えた最新のものづくりの現場を視察いただきました。そのあとの製造部門社員との意見交換では、部下の指導と子どもたちの教育には共通する苦労や喜びがあることがわかり、お互いの思いを共有しました。最終日となる3日目は、「三菱みなとみらい技術館」を見学し、企業の次世代育成支援の取り組みについて理解を深め、最後に3日間の研修を総括するまとめ・発表が行われました。

今回、当社での研修に参加した教員の方々からは、「これからの世界、子ども達が働く際に必要な力について学ぶことができた。学びを子どもたちや職場にも生かしたい」「企業活動について学ぶことを通して、教育目的について振り返ることができた」「社員一人一人が誇りや熱意をもって業務にあたっている姿が印象的だった」などの感想が寄せられました。研修を通して得られたことを、次世代を担う子どもたちの教育や学校運営などに生かしていただければと願う次第です。
CSR行動指針に「次世代への架け橋」を掲げる三菱重工グループは、今後も様々な次世代育成支援活動を続けていきます。

公立小学校のブランディングに関するワークショップ
公立小学校のブランディングに関するワークショップ
工場見学の様子
工場見学の様子
三菱みなとみらい技術館の見学
三菱みなとみらい技術館の見学
まとめ・発表
まとめ・発表