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高砂製作所のCSR活動

原子力発電

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環境にやさしい原子力発電

地球温暖化問題が注目される中で、原子力発電の重要性が大きく見直されており、今後、我が国における地球温暖化対策の中心的な役割を果たすと考えられています。発電方式別の二酸化炭素(CO2)発生量の比較を見ても原子力発電は太陽光発電や風力発電と同様、ほとんどCO2を排出しない地球環境に優しい大変優れた電源であると言えます。
2008年3月に改正された「京都議定書目標達成計画」の中でも「原子力発電は地球温暖化対策推進の上で極めて重要であり、基幹電源として官民協力して着実に推進する」と位置づけられています。


日本の電源種別LCA CO2の比較


発電燃料燃焼
(kg-CO2/kWh)
設備・運用
(kg-CO2/kWh)
合計
(kg-CO2/kWh)
石炭火力 0.887 0.088 0.975
石油火力 0.704 0.038 0.742
LNG火力 0.478 0.130 0.608
LNGコンバインド 0.408 0.111 0.519
太陽光 - 0.053 0.053
風力 - 0.029 0.029
原子力 - 0.022 0.022
地熱 - 0.015 0.015
水力 - 0.011 0.011

日本の電源種別LCA CO2の比較
出展:電気事業連合会

原子力発電所ではおよそ170万人分もの電気をまかなう

高砂製作所では、この原子力発電に使用するタービンを製造しています。高砂製作所が初めて製作した原子力タービンは、関西電力株式会社美浜発電所1号機に納入され、1970年、大阪で開催された万国博覧会場に送電され日本で初めて「原子の灯」が灯ったとして注目を集めました。

原子力発電設備
  • 現在は高砂製作所にモニュメントとして展示

以降、現在に至るまで、高砂製作所では原子力タービンの技術革新を重ね、現在では電気出力170万キロワットクラスの大型原子力タービンの製造を可能とする技術を保有するまでになりました。このタービンを適用した原子力発電所ではおよそ170万人分もの電気をまかなうことができるようになり、当初の電気出力34万キロワットとは比べものにならないほど、技術革新が進んでいます。

原子力タービン翼の技術革新
原子力タービン翼の技術革新
  • タービン翼を長大化することでより多くの電気出力を得ることが可能
現在最大級の70インチ級原子力タービン
現在最大級の
70インチ級原子力タービン

世界最大級の出力を誇る原子力発電プラント建設に参画

近年、米国では地球温暖化防止や原油価格高騰などを背景に原子力発電の重要性が再認識され、2030年頃までに新設プラント数十基の需要が見込まれています。
三菱重工が新たに開発した最新の原子力発電設備「US-APWR」は世界最大級の170万キロワットの出力を誇り、高い安全性と信頼性を実現するとともに、世界最高レベルの効率を目指しています。 既に米国の電力会社が採用を決定している他、多くの電力会社から強い関心が寄せられています。

現在最大級の70インチ級原子力タービン

信頼性・安全性・高品質な製品作りのために

原子力タービンはCO2を排出しないクリーンなエネルギーを提供できる一方で、その信頼性・安全性が最優先されるため、安全かつ高品質に原子力タービンを製造し、世の中に提供できるように取り組んでいます。その一環として原子力タービンの専門工場を建設しました。
この工場は、世界最大級の70インチ級原子力タービンを製作できる原子力製品に特化した工場で、安全かつ高品質な製品作りの場として注目されています。

新設の原子力タービン工場
新設の原子力タービン工場

また、高砂製作所で製作する原子力タービンには、隣接する高砂研究所で開発された新しい技術が取り入れられています。高砂研究所で開発された原子力タービンの新しい技術は高砂製作所構内にある実負荷試験設備にて実際のプラントよりも厳しい条件で運転し、テストされ、その性能や安全性を徹底的に検証しています。さらに、実証発電設備(高砂のTをとって通称T地点)で実際に運転し、長期的な安全性を検証した上でお客様に提供します。これら各種検証を実施した上で、安全かつ信頼性の高い原子力タービンをお客様に提供して参ります。

実負荷試験設備
実負荷試験設備

高砂製作所は原子力発電事業に携わる製造拠点として、安全かつ高品質に製品を生産していくとともに、地球環境の未来に役立つ原子力タービンを世界中に供給していくことで社会に貢献して参ります。

CSR